ふたたびシチリア、パレルモ
ダンナとピザたべようぜい~
となって、おいしそうなとこを
探してはりきって店に向かったら
あれれ、、
閉店モードっぽい、、、
ガービーン
けっこうなる勢いで店前で
ふたりでションボリしていたら
すぐ近くにいたイタリア男子が
ダンナになにやら声をかけてきた、、
ん?なに?ナンパ?客引き??
よくわからずオロオロしてたら男子が
「とりあえずミオ・パードレ(お父さん)が
英語話せるから!」といって
隣の店にひきこまれるわれわれ、
入店したら英語話せるという噂の
お父さん登場、べつにそんなにそこまで
正統派英語じゃないかんじだけど
のりのりで「なにがほしい?」
「言ってごらん!」
「そうだ、ピッツァたべたいか!?」
くらいのことを聞かれイエス!と言ったら
マルゲリータは世界一だぜ、と言い放ち
店内にいたお母さんらしき女性も含め
ワイワイしながら3人で厨房へ去って行った、、
男子はみんなからピエロと呼ばれていたので
ここからはピエロと呼ぶ。
新品ぽいかんじの店内、
もしかしてできたばっかなのかな??
わたしら初の客だったりして??
とダンナとヒソ話、、
カウンターにいたピエロの兄らしき男性が
ドリンクをだしてくださる。ダンナは各国
ローカルビヤを飲みたがり☆
しかも日本の居酒屋仕込ゆえ
ビヤの注ぎ方にちょいうるさいのである 😎
よく冷えていて爽快な飲み心地!
おもわずマイウーとうなるダンナ 😛
待つこと数分、ピエロとその両親が
もどってきておいちいマルゲリータを出してくれた。
自分が作ったからなのか食べる間不安そうに
我らをじっと見つめるピエロ、、こんなに人に
ガン見されながらピザを食べるとは、、あたらしい、、
も、もしや見てる・・?と思ってちらっと
目が合うたびに微笑むピエロ、
私もつられて微笑む。。
私が出されたナイフでピザを切りずらそうに
ギコギコしてるとすかさずもっと切れるナイフを
持ってきてくれるピエロ、、
言語通じないけど心の交流がやばい。
お父さんもちょくちょく気にして
携帯でつかってるピザの粉?らしき
写真を見せてくれたり一生懸命
コミュニケーションをとってくださった、、
そういえば私の兄って大昔から筋金入りの
イタリア好きで友達が異様にイタリア人いっぱい
なんだけど、このたとえちゃんと英語話さなくても
なんだかノリと愛でコミュニケーションの壁ホイホイ
越えれちゃうんじゃ!?というイタリアンの
あったかさみたいのが好きなんだろうな、と
改めて実感したつかの間のイタリアンファミリー
とのハートウォーミングな時間、、ダンナも
すっかりイタリア人のファンになってしまっていた。
最後はお父さんおすすめの
むちゃウマなシチリアン・コーフィー(本人曰く)
でシメ。偶然入ったピエロの食堂、
期せずしてホームステイしちゃったかの
ような不思議で素敵な体験であった!!
