「サファリ」というのは、動物園などと異なり、
ひたすらに広大な土地で偶然(!)運良く(!)
野生動物を発見できることが主眼であるがゆえに
ずいぶんと根気のいるアトラクションで、
経験するたびに、自分の中では
「もうサアファリいいかな?十分じゃない?」
と思うのだけど、それでもまんがいち環境と条件が
整いさえすれば、日常的にはお目にかかれないような
珍しい動物達を現実に目にすることができる。。
そうなると、やはりやるっきゃないよな、、
と心が動く。かいつまんで言うとそんなレジャー。
サファリ体験はかれこれ人生で3回目。
クルーガーは動物遭遇率絶対的ハンパないし、
至近距離率もものすごいのでかなりオススメ。
で野生の虎?を探す日々、、遭遇率は
まったくもって高くないので日数を
前もって長めにとったほうがいい。
+虎以外そこまで多様な野生動物を見ない。
といったわけでこの2回でもう今生では
十分で賞、と思ってたけど、ダンナたっての
ご希望によりナミビアのエトーシャ国立公園
でもまた実行することに!
今回初の試みとしましては、
便利ではあるものの、レンジャーに
一日中むき出しの専用ジープで連れまわされる
のがとにかくくたびれるので、(後ろに乗ってる
だけなわりに体力消費ハンパないのだ)
今回はダンナに願い出をだし、自分たちの
車でサヴァンナを周ることに。
これは自分たちのペースそのまんまでできるから
かなりラク!であると同時に、やはり素人がゆえに
いわゆる「ビッグ・ファイブ」といわれる大物
探しが容易ではなかったが。。
「ビッグ・ファイブ」
とは一般にライオン、ヒョウ、サイ、象、
バッファローのことで、こういった大物を
見ないとちょっと意味がないよね、、という
風潮がサファラー達の間には蔓延している。
ダンナもしかりで、
「僕は今日ライオンか象を見つけるまで
死んでも帰りませんから!」と宣言。
まじか~~!??(-_-;)
私くらいの平和乙女?だと抜けるような青空だとか、
美しい自然風景を堪能できればそれはそれで
いいじゃない?とおもうんだけど、男子ダンナは
「獲物」を目撃しないことにはとにかく始まらないらしい。
茫洋たるサバンナをひたすら走り続けること数時間、
エトーシャ・サファリのポイントは、地図を購入し、
(このような休憩スポットに売店などあり↓)
何か所かある動物たちの水飲み場を張り込み続けることである。
水飲み場と一口に言ってもそれぞれが大変離れていたり
するから、行ったときに必ずしも動物がいるとも限らず
ひたすらギャンブルのような勘だけで移動を続けるというかんじ。
なかなか大物には出会えないので、私はもう今日は
宿に帰れないのかも、、とさえおもった、、
(とはいえ国立公園入口が閉まる時間には
必ず出なきゃならない規則なんだけど)
ああいない、だれもいない、、
なんてたまに居眠りしたり、バナナかじったり
まるでセンテンススプリング!文春の記者が
スクープ狙ってるときの気分これじゃない?
というくらい半ばあきらめの入り混じった心持で
張り込みをしていたら、、、
つ
っ
ついに
!サファリの女神われらに微笑む、、、
ララライオン!!現れ、
悶絶。
応援クリックしていただけるとありがたい!!↓↓↓