ちょっとタイミング逃し過ぎてしまった
ピレネー旅ネタもうひとつありました。
最終日に滞在した、
バニェール=ド=ビゴール Bagnères-de-Bigorre
という町が私とダンナはとっても気に入ったのである。
まず気に入った理由としては
ここにくるまでピレネー地方行く先々
出会う方々がいちいちあたたかかったのや、
各地で目にするスレてない真の田舎の魅力が我々の
目にはとても魅力的であったことなどなどなど
で、最後に、この町で滞在したシャンブルドット
(B&B的な宿泊施設)のマダムがこれまた親切
かつ気品あふれるチャーミングな女性であった
ことからまたしても「ああもうたまらんねピレネー!」
という気分が大いに盛り上がってしまったゆえ。
Chalet des Palmiers シャレ・デ・パルミエ
閑静な住宅街にあるマダムのお家の広い庭と
とんでもない歴史を感じさせる大きな木、
元々何世紀か前ブルジョワが建てたお家を
リノベーションして住んでいる優雅なかんじ、
いろんなことに「おおおー素敵じゃーー!」と
感激するわたしら、、
マダムにこの地で買うべき
ローカル名産品をうかがって
スーパーでピレネーワインや
ピレネーチーズを買い込み
マダムにおいしいレストラン
教えてもらってがっつり
ディナーを楽しんだり、
そしたらまたまたここのお店の人々も
やたらと気さくでフレンドリーな方たちで
やっぱピレネー人いいわー
とダンナとうなったり
(前菜のスープのおかわりすら、
もっといる?と聞いてくださる勢い)
おいしいうえにパリ比較だと質よいのに
相当リーズナブルなお料理に舌鼓まくる、んが、
いかんせん夜は食べ過ぎてしまったせいでついに
胃がもたれてふたりして全然眠れないという事件発生、
(胃薬もってきてなくてバカなわてし)
しかたないから
並べて拝んでみたり
そうこうする間に朝がやってきて
また早朝からしっとりエレガントモードな
マダムの、愛犬エデンとマヤにわいわい迎えられお朝食。
いままで私とダンナはヨークシャーテリアなる
犬種をそこまでかわいいと思ったことがなかった
けどマダムの愛犬たちは猛烈マジカワで一匹
もらいたいレベルだったのでヨークシャー
に対する考えあらためるなどなど発見多数
おしゃべりしながらマダム手作りの
ピレネー名物トルトもいただきました。
この町や周辺もとても気に入ったけど
今回はあまり時間がなくじっくり見れなかった
ので今度アパルトマンなど借りてもう少し長く
滞在したいのです、とポロっともらしたらば
マダムが「それなら私、他にも市内にいくつか
アパルトマン貸してるからまたいつでも
連絡してちょうだいね」とサクっと語るマダム。
さすがエレガントなだけじゃなく物件も
たくさんもっているマダム!
なんというか、イメージは19世あたりのフランス文学
とか、、たとえばスタンダールの小説などに出てきそうな
裕福な貴婦人というかんじ。
というわけで今度時間作ってまたここら開拓
にこようとダンナと話しています。
ガルビュールというローカルな超庶民料理も
食べ損ねたから次回はそれも食べねばならないし。
そんなこんなでフランスも日本も外国もまだまだ
行きたい土地、結構多いから時間とかモチベーションの
やりくりが目下いろいろ目白押しのme&dannaなのであった(*´Д`)
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