若いころは
「南国はいまいち緊張感がないね」
なんてなまいきなことを思っていて
寒めの国に寒めの時期ばかり好き好んで旅していた頃があったけど
年とると
あれは若さゆえの高慢だったのだ・・
と確信する。
いまとなっては
I LOVE 南国
I LOVE 軽装
といっても
6月のテネリフェTenetife島はそこまで暑いというほどでもない。
きわめて涼やかできもちのよい気候。
山の上のほうなんかにいくとむしろ寒くてフリースが必要。
海の水温はかなり冷たい。
場所はそう、今日友達にいわれて気づいたけど地図の位置的には
モロッコの左あたりにある、
だからといってモロッコのような気候ともちがう、
そしてまだいうほどバカンスシーズンでもないからピーク時より
だいぶすいているのではないかとおもわれる。海の種類は大西洋、
フランスとの時差は1時間なので肉体的に気楽。
スペイン領であるからしてお料理はスペイン
人もスペイン。
私もダンナもいつごろからか漠然とスペイン人が好きな方だとおもう。
私は指輪をつけている女性の手元をながめるのが
ものすごい好きだ。
値段に関係なく指輪と人の手との関係性は自分にとって究極にロマンチシズム
昨日は日曜だったのでイケてそうなレストランがことごとくしまっていたため
適当にはいったお店でパエリアを頼むもやや失敗。
ダンナのほうもいまいちだったようで二人でややへこむ。
こういうときわれわれはなんだかとてもへこむ。
率直に、
どうせお金を払うならおいしいものが食べたいのです。
と、
そしたら今日はダンナがダイビングインストラクターのジャッキーから
ここらのおいしいお店を聞きだして連れて行ってくれた。
「いいかんじの人」がなにやらいい雰囲気を醸し出すのとおなじで
いいかんじの店というのはなにやらいいかんじの雰囲気をおのずと醸し出す。
特になにやらおいしいパンがでてくると
だいたいゴハンもついでにおいしい確立が高い
逆にパサっとしたスーパーにありそうな程度のパンみたいのがでてくると
なんだか料理もそれまでな印象をうける。
ちなみにフランスとちがってスペインはパンが有料。
一生たべていたいほど大好きなイベリコ豚のハム!
この艶の虜であることを認めざるを得ない。
とてつもなくおいしいソースにからめていただく焼きゴートチーズ!
冷食じゃないイカフライとポテト!
まるで手のような木!(※ダンナは亀にみえるそうだ)
気配りのきくあたたかくてやさしい店員さんたち!
ダンナとともに、とりあえず滞在中リピートはまちがいなさそうだという結論に至る。
なにかこう、もう一度行きたい、もう一度会ってみたい、と思わせるような
お店や人に出会えることはいつの世も素敵なこととおもう@テネリフェ島。
応援クリックしていただけるとありがたい!!↓↓↓