先日ダンナと
パリ近郊の
オヴェール=シュル=オワーズ Auvers-sur-Oise
というのんびり町を散策してきました。
この町、
といか村というか、
小町は
印象派の画家が集まったというので有名ですが
とりわけあのヴィンセント・ヴァン・ゴッホ(1853-1890)が37歳で自死を遂げた
ゴッホ終焉の地という意味でもひときわ有名なのではないかとおもいます。
子供のとき、ゴッホといえば
モヤモヤしててハードな絵を描く、気難しそうで変わったおじさん
という印象をずっと抱いていたのですが
現在の自分からしたら37歳という年齢はとくにおじさんというほどの年でもなく
むしろ若い、、、ぜんぜん若い、
それがゆえになんだか一瞬親近感がわいた
とはいえ、
自らのうちに抱えきれないほどの混乱と混沌と苦悩を抱え過ぎて
心底疲れきってしまった人の顔というのは
どこかやはり険しく近寄りがたい。
オヴェール=シュル=オワーズには亡くなる前の2ヶ月しか住んでいなかった
ということらしいのですがこの町をモデルにたくさんの作品を残したそうです。
進ぬ
フランス少年
!
コレは!!
アレだ!
あの結構有名な絵の教会!
オヴェールの教会!
親切に絵と解説も設置!
私はそこまで美術に造詣が深くはありませんが
やっぱりこういうモデルを生でみると結構純粋に感動します。
ダンナに
「すごいね、そのまんまだね!!」
と言ったら
「ふふ、なんかブサイクな絵ですね♪」
という芸術に不理解なかんじの
返答が・・・
たぶんダンナにはゴッホのニョロニョロしたかんじの筆致がブサイクに
見えているのかもしれない・・・
でもここはオトナ、
「や、やめなよ、ブサイクとか言ったらゴッホに失礼じゃん、、」
と否定してみたのですが、
よくよく考えたら昔からゴッホの絵をみるたびに
「これそんな何億とか払う価値本当にある?」
と何度となく心のなかでつぶやいていたものでした。
生前はありえないくらい絵が売れず赤貧の極致にあったゴッホも
死後あんなに自分の絵がヒットするなんて夢にも思ってなかったのではないでしょうか・・
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