フランス、現在猛暑説浮上中
あづぐであづぐで
あまりにもあづすぎで
連日出歩くたびにグデグデになってしまい中。
つい先日堪能した蒸し蒸し日本とちがい
ヨーロッパは湿度がひくいから
まだマシとはいうものの、、さすがに炎天下歩行で直射日光を浴び続けると
本当に体力がどんどん奪われます。現在フランス旅行中の方はくれぐれも
陽のあたりすぎにお気をつけて、水分をたくさん摂取されますように!
それにしても数日前ともだちがパリに到着してからいきなりものすごく暑くなったので
もしやおぬしが真夏を連れて来たのでは?疑惑をかけている。
ともだちはちなみにイタリアからきてる日本男だから
「イタ男(いたお)なだけに猛暑をつれてきたにちがいない」と
エアぬれぎぬを着せる日々。
そんなイタ男なともだちと
ある時とあるブティックにはいったところ
とあるバッグが俄然気になった私
レザーのわりに割安だし、デザインも嫌いじゃないし、
買っちゃおうかな、、、、
と一瞬盛り上がったものの
だめだめ即買いはよくない。
暑すぎであまり冷えないけどもすくなくとも
一度ランチしてから少々頭を冷やそうとおもってその場を立ち去る。
今の時代、
世の中にはとにかく物があふれすぎている
自宅にだってすでにだいぶ物があふれてしまっている
だからこそあえて
なにかを「買う」より「買わない」選択肢をえらぶほうが難しい気がする。
それゆえに、何か買いたくなってしまった時は
まずなによりも
それを「買わない」ためにはむしろどうしたらいいかというのを延々考える。
そして最近とても気に入っている
ともだちが言っていた
「人生に本当に必要なものってなんだろう?」
というセリフを何度も繰り返し自分にむけて問いかける。
そしてしばし時間をおいて
考えに
考えに
考えたあげく、
その日は
「まあやっぱ買っとこうかな」
となってしまった。ああばかばかばかのわたし
そしてさきほどのバッグがあったお店に再度戻り
一緒にいたともだちに
最後の記念に、今一度を注意深く意見を求めた。
ものづくりのプロではあるものの普段からおしつけめいたことは一切言わないし
まあ基本やわらかで優しいイタ男である。
そんなイタ男だからこそ率直に
「どうおもう?」と意見をきいてみた、
まあどうせ「いいんじゃないですか」くらいのことを言うであろうと踏みながら。。。
そしたら
やんわりイタ男の返答はひどく意外なものだった。
「OO子さん、僕はこれ好きじゃないです、
OO子さんだったらもっと時間をかけて超絶かっこいいものを探せるはずです。」
と
イタ男にしてはかなりのつよめの否定的断言
そろそろつきあいもそこそこながくなるけど
彼にこんなにハッキリなにかを否定されたのはとりあえず後にも先にも
今回が初めてではなかろうかな?それだけに
最高に新鮮で爽快な気分となった。
そしてあっさりと購入断念。
そっか、、あたしはもっと真剣に超絶かっこよいものを探さなくてはいけないのか、、、
考えるに、女同士でショッピングしてる場合、相手がなにやら気にいったらしいものに
そこまではっきり否定や阻止意見は述べれないような気がする。
実際私が女子友と買い物にいくとき、自分が別にいいとかそこまでおもってなくても
どこからどうみてもあからさまによっぽどおかしい場合でないかぎり
彼女がいいと思って選んでかつ気にいってる風の品物ならば
それはそれでまあいいんじゃないのかな?とおもうので
「どう?」と聞かれれば「いいんじゃない?かわいいよ」
と答えてしまうほうであるようにおもう。女子は女子にあまいというのかな、、、
だからこそ、よその男子の手厳しい意見は
たまになんだかシビアでいいなと率直におもった。
しかもあとから考えたら値段も中途半端ならやっぱり材質も中途半端だし
たしかに何か
「こういうものが欲しい」
というイメージがあるのなら
中途半端に妥協はせず、やっぱり探して探して探しまくって
それでみつかれば買えばいいし、みつからなければ買わなければいい、
ということなのじゃないかとおもう。
この日はたまたまバッグの話だったけど
これはまた人生全般において、
自分が自信をもって、超絶本気でかっこいい、とか超絶心底いい、
とおもえるえりすぐりのもの、こと、状態を
自分できちんと時間をかけてじっくり選んでいくことの重要さを改めておしえられた気がした。
ありがとう、イタ男!
と、
ともだちをしょっちゅうイタオ、イタオとよんでいたら
「僕、イタイ男みたいじゃないですか、、」と言っていた。
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