物欲→誤解→自己愛→成長と思考構築

このブログで、よく「物欲ネタ」に言及しているからか

はたまた物事を深く考えたりする傾向にあるからか、

何かこう、私がみずからの物欲や自分のおかれている現状について

ものすごい苦悩しているのではないかと誤解して心配してくださる方が

おられるようなのですが、そういうことは一切ないのでご安心いただきたい。

私がなぜあえてこのようにややオフィシャルに自分の物欲について語るかと言えば、

私は、私のような、そこそこというか、標準よりやや中の上程度に欲のある、

どちらかといえば欲しいとおもったものを我慢せずすぐ買ってしまう挙句に

似たような物品でクローゼットやタンスを埋め尽くしてしまうようなレベルの女が

自分の買い物傾向や物欲傾向をここで深く分析し、「書く」という行為を

経て自分の考えと行動をより明確にすることにより、今後どのような変化を自らに

もたらすことができるのかというのを自分で楽しみにしているからにほかなりません。

なんというか、「ある女の物欲史とその心理の変遷」みたいのを

自らを実験台にやや客観視しながら見つめることに単純に興味があると申しましょうか、

なのですごい悩んでて今の自分をやめたい、とかそういうのでは全然ないので

どうかこの手のネタはこれからも気楽にリラックスして読んでいただけると幸いです。

というわけで、過去に服飾系いこう、とかデザイナーになりたい、

とか思ったりしたことがあるほどの超ファッションフリークではないものの、

それでも昔からファッション全般だいぶ好きなほうだとおもいます。

友人や母とショッピングに行くのは大好きですし、

足しげくお店に通って新しいものをチェックしたり、

いろんな国のいろんなブティックを見回ってトレンド傾向を眺めたり、

半日本屋で世界各国のファッション雑誌を立ち読みしたり、

気になるブランドや商品についてことこまかにオタクのように調査をしたり、、、、etc

それから他者が身につけているものを観察するのも好きなほうです。

なかでも特にバッグ、靴、アクセサリーに目がないでしょう。

最近衝撃を受けた他人の物品ＮＯ．1は

なんといっても先日ともだちが履いていた靴でした。

それは６～７年前パリのフリーマケットにて（ヴァンブ蚤の市か）中古で

7€（当時のレートだともっと高いはずですが現在の円で約７００円～８００円相当）で

購入したというハイパーUsedビンテージシューズ。

友人は7€で買った靴をもうかれこれ６～７年大切に履いているといいます。

１年換算したら年間1€！？

そう、まさしく最近の私がファッションに求めている理想とはこれ、

値段に関係なく、心底気にいった一個のものを履き倒す、というか、

使い倒す、これこそが今自分が目指している方向なのではないかと思います。

でも残念ながらすでに所有している靴が優に３０足もあったんではなかなか

こういう一点使い倒しが難しいのが現状です。

だからこそ、今後できるだけ安易に増やすのだけは

確実に避けたいと真剣に思う、そこで物欲ブレーキが必要となる。

もうひとつ、物をそんなに持つ必要がない要因は、あまりにもシンプルマインドな夫と

あまりにもカジュアルな暮らしをしているため単純にそこまでオシャレする必要と機会が

実はいうほどないというのが大きい。ダンナと楽しく暮らすのに必要な靴はせいぜい

スニーカー１足、ハイヒールのキメ靴１足、ブーツ１足、ビーサン１足で事足りるはず・・・

奇跡の４足技法。

でも・・・

やっぱりお店で今シーズンの新作とか見ると気になる。

先日デパートで見つけて気になったのは

後ろの部分にとんがったスタッズがたくさんついたショートブーツ。

脱ぐときかかとをおさえたら剣山のように手にスタッズがブッ刺さるかんじがクールです。

でもとりあえず買わないどいた。ショートブーツ去年結構買ってしまったし。

でも毎年冬になるとやっぱり新しいブーツはほしい。。。。etc

と、そんなわけでやっぱり依然物欲はありつづけます。

でも我慢するのが楽しくもあり、我慢してしてしたあげく後々おもわぬところで

想像以上にもっと最高に理想のものに出会ったときも究極嬉しいから

そのご褒美的な運命の逸品をまつために

普段軽々しく中途半端に散財しないよう努めてたりもする。。。etc

あとは当たり前のことですがお金というのは

湯水のように湧いてくるわけではありませんので

やっぱり単純に、もうすでにひととおり揃っている衣料品や装身具を更に増やすために

浪費するよりも、たとえば将来、半年から一年くらい外国に拠点を移したいとか、

突然何かしたくなったりどこか行きたくなったりしたときのための貯金とか、

リアリストで計画屋の私よりも漠然と「純粋な夢」が多いダンナの

数年後の夢を叶える為の助成金だとか、

近々着工したいとおもっているバルコニーの工事費だとか、

そういうことのためにもある程度きちんとまとまった資金は個人的にキープしときたいから

物欲に翻弄されないで堅実にお金を貯めておきたい、みたいな感覚もすごくあります。

でもすべてに共通しているのは物欲翻弄も我慢も堅実派転向なども全て深く

考慮したうえで趣味としてやっていることなので自分としてはひとつひとつのことが

明確で、充実していて楽しいです。

自分で自分の行きたい方向に向かうために

選択をしたり、自分をコントロールしたりするのがどうにも好きみたいです。

ＯＫ

 

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