さてさてわくわくのリヨンLyon滞在二日目
この日ダンナは、最近私が「栗」と呼ぶことにしているダンナの友人と共に
グルノーブルGrenobleへバンジージャンプをしにいきました。
一緒に行ってもよかったのですが私は数年ぶりにどうしても会いたい友達と
ランチの約束があったのでもれなく辞退し一匹自由行動。
昔住んでいたとはいえ最近はすっかりパリづいていますので
リヨンで一人で電車に乗ることとかに非常なるドキドキ感をおぼえ少々キョドるも、、、
思い出したらそうそう、リヨンはなにせ東京やパリと違って小さな町ですのでメトロも
ABCの3線くらいしかないのです。なんて単純!!乗り変え簡単、便利!!わかりやっす!
しかもやはりそこは地方都市、良くも悪くも雑多にいろんなものを惹きつけてしまう
大都市パリに比べ「ヤバそうな人率」がだいぶ低い、電車もきれいで明るめで
やけに平和なものだからなんだか違う意味で逆カルチャーショックをうけてしまった。
ら、
目的地にあっさり到着。
コンパクトな街ってどこにでもすぐに行けてしまって
なんだかとてもうらやましい。
こちらはクロワ・ルッスCrois-Rousse駅の前の広場
クロワ・ルッスはリヨンの街の丘の上のほうにあって
一時期新たなるボヘミアン地区、みたいなかんじに言われてたおぼえがあります。
パリでいうとモンマルトルのようなちょっとこだわりアーティストが集まる?
みたいなノリでしょうか、
いや、はっきりはわからないけど。
でもかなり坂のギュウと上の方なので丘からリヨンが見渡せてきれい。
機械仕掛けの不思議カップルも。
そしてお楽しみのランチは食業界にいるだけに食ツウの友達に連れて行ってもらった
こちらのレストラン
バルタザール
前菜+メイン+デザートすべてついて26,5€のコースをチョイス
あら?定かではないけどパリの平均より安いかも??
まず前菜、私はウサギとアプリコットの、、、テリーヌっぽい?形状のもの
普段はお肉をほとんど頂かない私ですが外食だと
栄養価の高そうなものを率先して選びます。
ウサギのお肉は日本人には少し慣れないかもしれません
がフランスではわりとよく頂きます。
スペインでもよく食べると友達が申していたのでヨーロッパではウサギ肉は
わりとポピュラーなのかもしれない。
細かい骨が多めで肉は少ないので一説によると食べにくい、ともいわれますが、
味はチキンと似ていて素朴なかんじ、
そしてこちらのお料理はアプリコットの甘さとすごくあっていて
とてもおいしかった!すまないウサギ!
こちらは友達の前菜、
メニュー説明によれば「ナスをガトー(ケーキ)状にしたもの」をチョイス。
味見させてもらったら中はふんわり外はちょっと焼き菓子風、あ、ほんとに
ナスがケーキっぽいというのはこういう意味なのか、と思いました。きわめてヘルシーな感じ。
メインは普段は羊も子ヒツジもあまり得意ではないのですが
いちおう子ヒツジのコンフィだというので、ふだんから鴨のコンフィが大好きな私としては
コンフィつながりはスルーできまい、と思い子ヒツジコンフィをチューズ。
たしかにホロリとしていて食べやすかった、すまない子ヒツジ!!
コンフィ状のもの万歳
友達はカジキマグロだったかな、
魚ドーン!
やっぱりここにも「クルジェットのケーキ」?みたいのが添えられており
この日「野菜ケーキ率」の非常に高かった友達。
ついでに彼女のデザートはかなり頑丈そうなタルトケーキの器に煮たあっついイチジクが
はいっていました。なんだか全体に腹もちがよさそうなチョイスが続いた印象、
左のシナモンプリンは不思議味でおもしろい!
私はもう前菜+メインどんどこ食べていると最後は液状に近いものじゃないとはいらない、、
というわりに選んだアイスは結構シャンティ(生クリーム)どっさりのガチ・メルバ
そんなこんなでひさびさ再会した友達とゴハンを食べながらたくさん話す。
彼女はずっとリヨンに住んでいる日本人で、私にとっては何かにつけて
「姉さん」的存在。だいぶ昔から知り合いですが、だからといってすごくしょっちゅう
顔を合わせていたわけでもないんだけど、それでも会った途端そういう空白の時間とか
ブランクなど関係なしに即行自然に居心地良くうちとけてしまうというか、
あまり人にはバレてないけど本来恐ろしく内向的な私が一緒にいて安心できる人物。
だもんで、やけに暑い午後だったけども、なんとも不思議になつかしくて
ゆったりと気持ちのよい時間が流れていく感覚をかみしめた、、、、
そんな感覚をかみしめていたら、ふと、もしかしてここ何年か自分て急いでるというか、
アクセクしていたというか、なんだかんだ忙しかったのかな?
という気がすごくしてきたのだった、パリの辺を拠点に暮らしはじめてからというもの
海外への移動やアクセスがすごく便利なので「フレキシブルに動くこと」主体の
現在目指している生活形態的にはとても気に入っている、が、しかしながら
地方都市は移動目当てで暮らす必要もないだけに、なんだかその分人が
その土地にどっしり根ざしておちついて暮らしているような印象をうける。
実はこの手のことはよくダンナとも話しうあう、
われわれの今の人生というのは直線でいうと完全なる中間途上でとても暫定的。
まだまだ一緒にしたいこと、すべきこと、行きたいとこ、計画もありすぎて
なんか毎月時間足りない、みたいなことになり実はたまに焦りすぎておちつかない。
ニキビがとまらない。
とはいえそれでもこれから数年は今の生活スタイルをしばらく続けるだろうから
少し立ち止まりたくなったりしたとき、
リヨンってなんかいいかもしれないのかもしれない。
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