さて、
フランス男おまかせコースin南仏
次なる目的地は、、、
南仏らしい葡萄畑?などをばーーっと走り抜けつつ
山道をかけめぐりつつ
ぐるぐるとのぼりつつ
お山のてっぺんまで参りました。
きもちぇ~
海や山を見下ろしながら
「いい空気」を吸うと気分がよいので
こういう自然いっぱいなかんじは率直にうれしいです。
ずっと下の方を見てるとくらくら眩暈がして
落ちそうになる~
それにしても海って巨大でかっこいい。
海がいつまでも元気でいたらいい。
道の途中で野生のイノシシの死体をみつけた。たぶんまだ子供
おそらく車にひかれてよろよろここまで歩いて力尽きたのだろうか、
目立つ外傷はなくまだ亡くなってからそんなに時間が経ってないかんじだった。
動物たちには元気で気兼ねない環境で暮らしてもらいたい。
その後はダンナが気になっている入江めぐり
入江とは仏語でCalanqueカランク、おもに岩に囲まれがちな入江。
この日ダンナが何回もカランクカランクと言っていたので覚えた単語。
南仏はカランクが多いのか、プラージュ(ビーチ)とは
いわないらしい。
ここはカランク・ドゥ・ミュゲルCalanque du Mugel
わりと地味目なカランクであった。
次に向かった
カランク・ドゥ・フィグロルCalanque de Figuerollesは
いかにも私の南仏イメージかもしれない。
こういう南仏特有の木々とか色のかんじを見るたびに
大昔フランス留学時代に見てすごく印象的だった
フランソワ・オゾンの「スイミング・プール」という映画のことをすごく思いだした。
リュディヴィーヌ・サニエがあんなにもエロくて完璧なボディをつくったのは
この映画が最初で最後じゃなかろうか。ベテラン女優シャーロット・ランプリングも
小娘にまけじとがんばっててなにかと当時興味深かった一本です。
それにしてもシャーロット・ランプリングは
いつみてもフランス語がうまくてとてもうらやましいものだ。
そんなかんじで
ふわふわとオゾンの映画のことなど思い出しながら
下へ下へ
ダンナのお目当ては写真右手にあるこのちょっと海に臨む
いいかんじカフェレストランだったようだけど残念ながらしまっていました。
残念!
ので、
車に引き返してイエールの方に戻ることにしたのですが、、
なんだか結構帰宅ラッシュの時間だったらしく
トゥーロンToulonのあたりから渋滞にまきこまれてだいぶげっそりするも(我々渋滞嫌い)
一応初めてトゥーロン見れといてよかった。ここもマルセイユみたいな大きな港町
みたいなとこなのだろうか?ちょっと通っただけなのでよくわからないけども。
その後すっかり疲れ切りながらもなんとかかんとかイエールのほうへたどりつく。
大きい都市は車も人も建物も多くてごみごみしたかんじがするけど
イエールのほうはわりに自然がたくさん残してあって
素朴で「なんにもない」かんじが好きです。
最近私ときたら滅法「なんにもない路線」傾倒中
そしてこの時すでに空腹絶頂だったわれわれは
暑さと水分不足で血糖値さがりすぎてただけに、
ダンナのダイビングインストラクターミカエル氏おすすめのパン屋さんにて
ケーキを買いにいってその場で即食い。
こちらは最近すごくはまることに決めている「トロペジエンヌ」なるケーキです。
元々はサントロペ発祥であのベベ姉さんが名づけたとかなんとかいう伝説があり、、、
味は「メロンパンみたいなブリオッシュにクリームはさんだ」みたいなかんじの
きわめて素朴なノリなのですがなんともいえぬ味わいがどうにも好みすぎで
ちかごろ心底夢中。
この日のトロペジエンヌもお世辞とかぬきでおいしすぎでした!!
ああ!とろぺじえんぬとろぺじえんぬ~!フォーエバー!
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