愛しのアレックス@ノルマンディNormandie宅 酒好きのアレ兄さんに
「俺オリジナルのすごい酒のんでみたいか」 ときかれたので
アヴェックプレジールavec plaisir =よろこんで とこたえたら
兄さんいそいそと庭のほうにある納屋的なところへ
なんだなんだ不思議な壺があ~ とおもいきや
兄さんおもむろに手をぶっこむ と オレンジのリキッド・・
にいさん、 このシビンのような入れ物クールだね と言ったら
「それ科学実験ぽくっていいでしょ、
こないだ合羽橋(東京都台東区)で買ったんだ」
とご機嫌の兄さん どうにも東京だとよく
合羽橋行ったり船のったりしているのらしい。
ビーカー?いりの兄さんオリジナルアルコール、
いろんなフルーツジュースやらジンジャーやらなんでもはいってて
魔女レシピみたいな 調合なんだけど基本甘くてぐいぐい飲めてしまう。。。
のでアペリティフとしてグイグイ飲んでたらアルコール度数実は死ぬほど
高いらしかった。 どうりで兄さんのママがしばしば「あんたまたそんなに飲ませて!」
みたいなこと言ってあきれていたというわけだね。でも超おいしいから OK さて、
この日の前菜 たしか私の記憶が正しければ、、、 森でとってきたキノコと兄さんの
畑で採れたお野菜のスペシャルポタージュ 写真ではわからないだろうけども
味すんごい デリシャス
うすうす気づいてはいるのですが フランスって
ヘタにレストランで食べるより こういう料理上手な人の家の
手作りゴハンがいちばんおいしいとおもいます。
鳥獣戯画風器ももちろん合羽橋。兄さん
どうにもキッチン道具に目がない。
この日のメイン お次は 兄さん庭で大事に
養鶏してたチキン! 半分ベジタリアンの私は
日本にいた頃は 将来チキン丸焼きとか
食べれるようになるとおもっていなかったのですが いまでは大好き。
オーブン焼き立てでおいしそうすぎる~ と、
感激しながら写真を撮っていたら 兄さんが突然
「写真、外で撮りたいでしょ」 と言いだして雨の中
チキンを持ち出す事件!! え、いいよ、
冷めちゃうからやめようよまじで!と必死に断ったのに
やはりゴキゲンにチキンをもって外ポーズ。
やや冷えちゃったけど・・・
今度は兄さんがチキンのとりわけ方を友達に伝授する。
チキンがうまくさばけるようになったら
きっといいところにお嫁にいけるかもしれないよね
でけたでけた!!
もうおいしそうでしかない。 おいしいでしかない。
たくさんおしゃべりしてたくさんチキンを
いただいたあとは お口直しに兄さんオリジナルラム漬(たぶん)ソルベ
おなじみ庭の畑でとれるサラダ
地元チーズなどなど
兄さんちで出されるものはとにかく何でもおいしいから
全部「こだわりの食材」にみえるんだけど
たまに「これどこの国の??」とか質問すると
「え、ふつうにカルフール(笑)」(フランス典型大型スーパー)
とか言われてそれもまたおもしろいのさ。
でも たしか兄さんが南米ペルー、リマLimaの
マーケットで 買ってきたというこちらの蜂蜜 クリスタリゼ(結晶化?)
してておいしいっしょ と言われてだされたのですが、、、、、
本気で悶絶のおいしさでした。
生まれてこのかた こんなおいしい蜂蜜しらないかも!!
と、友達と絶叫しながらひとさまの家の蜂蜜バカ食い
これを買いたいがために南米旅行計画たてなきゃいけないかもと思ったほど
そんなこんなゆったり優雅な午後のランチであった。
普段フランス特有の「長すぎる食事」はだるいから
苦痛な私とダンナなのですが 兄さんちの食事はかたくるしくなくて
フリーダムにくつろげるので大好きです。 その後兄さんが現在構想中の
今後の家の改築プランなどをいろいろ見せながら 丁寧に説明してくれました。
どうにも屋根裏部屋をすべてとりこわして 全部客室みたいに作り変えて人を
泊めたりするのに使えるようにしたいそうです。
シャンブルドットみたいにしたらきっと日本人も泊まりにきたいかもよ!
とアドバイスしておいたのでいつの日か実現したら絶対ご紹介させていただきますぞよ
その後は暖炉につかうのための薪makiわり練習会開始。
なぜか友達とダンナが薪わりに異様にハマるという事件が勃発し
普段遠慮がちでつつしみ深いはずのダンナがこの日は順番こで
薪わるのが 待ちきれないらしく友達にやけにしつこく一刻も早く斧を渡すよう迫っていました。
いちにいのぉ~
っさ
んっ
一見簡単そうにみえるかもしれませんが
実は薪自体がかなり頑丈で素人にはまっぷたつに
割るのはなかなかむずかしいです。 でも友達もダンナも
非常に興奮して何十回も繰り返し特訓してて楽しそうでした。
そしてひとしきり薪わった後は先日お届けした ヤギセンターに行って
帰ってきたころにはもうすっかりお日様が沈んでいた、、、、
夜になってから遅めのデザートということで
アレックスが焼いたというハイパー濃厚なタルトタタンをいただく。
しかもそのうえに濃厚なクリームをかけて!
フランスってまことに濃厚のかたまりだわ。
最後に、友達がフルーリストということでアレックスが
庭でさささっとお花を摘んで 即席花束をつくって贈呈してくれました。
友達が「これ東京の花屋だったら8千円くらいする!」 と言うので
アレックスに「80ユーロだって!日本だったら80ユーロ!!」と
しつこく言ったら「ばかいっちゃいけないよ」みたいなクールな反応。
うーんアレックス太っ腹。 そんなこんなで友達も私もダンナもみんな
アレックスに夢中すぎだから せめて友達がフランスにいるうちに
もう一回くらい会えたらいいのに、、、 と、最後はさんざん名残を
惜しみながらお別れしたのでした。 友達泥酔して帰りの車で口開けて爆睡 OK
応援クリックしていただけるとありがたい!!↓↓↓