数ヶ月前家でパラリパラリと
フィガロ・ジャポンなるファッション雑誌を
めくっておりました時に
こちらの「南仏プロヴァンス特集」の記事で
紹介されていた「ポルクロール」Porquerollesという小島が
なんとなく
気になっていたのですが
偶然今回滞在していた南仏イエールHyereからあっさり行ける
ということが発覚し、ダンナオリジナル「フランス男おまかせ南仏ツアー」
を1日けずってポルクロール訪問にあてさせてもらいました。
イエールのとある港から出てる船にてたったの15分
だけどこんなオフシーズンの南仏しかも孤島などいまどき誰もくるまい、
とタカをくくっていたら朝から駐車場も船も予想以上の激混みぐあい
ダンナも私もかなりの人込み嫌いなだけに
なにこれすっごいこんでる、、、やばい、しまった、まちがえたかも、、、
と船の中でやや暗い気持ちになりました。
左端の人私のカメラにスマイルくれたのだろうか・・・
船のチケットは往復で大人一人18€
高い!?
ような気がする。。15分なだけに。。
でも
OK
そして暗い気持ちで船をおりたら、、、、
あらら??
みんなどこかに吸い込まれるようにあっさり去って行ったわ、、、
インフォメーションセンターに行ったついでに聞いてみたら
なんのこたない、この日は島でマラソン大会イベントかなにかが
行われる日だったらしく皆観光しに来たわけでなくイベント参加のため訪れていたもよう。
というわけでダンナとよかったべよかったべと
腹をなでおろす。
あ、胸を。
さて、ではでははりきって島観光といきましょうか、
島をくまなく見て回るには
どうにもレンタサイクルで周るのがいいらしい。
だけど
問題は私はもう何十年も自転車に乗っておらず
乗れる保証というか、こけて怪我しない保証がない・・・
というわけで散々話しあった結果やっぱり旅先でいらぬリスクは
しょってはならぬ、ということで徒歩でまわる方向で。
とはいえまあ歩くのは嫌いじゃないので問題ないですがあとあと自転車乗ってる人たち
の颯爽具合をみてたら自転車で端から端まで貪欲に走りまわるのも悪くなさそうでした!
ちなみに徒歩だと自由すぎなだけに私がいちいち何かみつけるたびに
写真を撮りだして立ち止まるのでテンポよく進めなくなり
こまっちゃう的なことをダンナから指摘される。
えーごめんごめん
じゃあむしろ撮ってよ
と言って
ひと様の家の前で勝手に住んでる気分フォト
ところでこの島、フィガロジャポンの記事には
「プロヴァンスの真珠のような島」
とか
「ポルクロールに行くと言うと、誰もがうっとりして
『あの島はパラダイスだ。ラッキーだね。』と口々に言う」
と書いてあったので
そんなにパラダイスなら行かなきゃ絶対損!
と思っていたのですが
ある日ダンナが通っていたダイビングセンターの女子スタッフ
イエール地元のアンヌちゃんにポルクロールに行くよと伝えたら
「あたしあそこ嫌い。ムショみたいな島なんだもん」
と言ってたのがおもしろかったです。うーん一方ではパラダイスといわれ
また一方ではムショ(刑務所)・・・いったいどんな島なのでしょうか・・
と気になりましたが実物を見た感想としては
「自然に囲まれてたいへんゆったりした島」
といったかんじでしょうか。
まあでも仕事かなにかの条件で
いやいや離島にすんでたらシャッターアイランドのレオナルド・ディカプリオ
みたいな気分になる人もいるんだろうねえ
なんて世間話などしながらふらりと散策
オリーブ畑発見!!
こういう風景見るとグラディエーターのラッセル・クロウ気分になってしまう
me&danna;
たのむとダンナはメインテーマみたいのを歌ってくれます。
野生キノコ!
誰もいない静かな小道をぐんぐんあるく
しかしながら案外ちゃんと舗装された平地など多いだけに
やっぱし自転車借りるべきだったかな?
と一瞬後悔。
いやいやいや
それでも慣れないものに乗ってケガしたら
笑えないよ、あるこあるこ
そうこうして互いにはげましあいながら
結構歩きつづけたのでした。
つづく
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