南仏ポルクロールPorquerolles
南仏といえば絶対真夏!
というイメージがあったので
今までオフシーズンに訪れたことがなかったのですが
今回初めて秋の南仏に来てみたら
おもいのほか気持ちがよかったのでした。
連日暑すぎず寒すぎず
強面のわんわんも気持ちよさげに
横になり・・・
近づいてもピクリとも動きません。
人でも動物でも
びびり屋じゃないって
素敵☆
さて、この日のランチ、
ダンナにダイビンググラブのアンヌちゃんオススメのレストランを
さがしてもらったら、、、
あったあった。教会の横あたりです。
雰囲気よさげなのではいってみといた。
ホテルとレストラン兼ねているところみたいでした。
あらあ
なんだかかわいらしいにゃんさんがいらっしゃるわ
手と手がまんまるくなってて・・
まるで
ドラえもんみたいじゃないの!!ニャ-
すかさずダンナに
「なにげにドラえもんの手してるよ!!」
とうったえたら
ダンナは我が家のドラえもん、即行対抗して同じ手をしていました!
いまいちナプキンで隠れたけど!
ゴロニャンフランス男はいかがざますか。 198円から
そしてこの日いただいたのは、、、
今日のメニュー(プラドジュール)
アイオリ!
って、でもアイオリってなんだっけ??
なんか名前が前から気になっていたような、、、うん、じゃあそれで。
みたいな感じで頼んだら
そうそうこんなかんじの食べ物だった
ドドーン
激しく上にのった巨大魚はたしかタラ!
あと豪快すぎる野菜たち、、、そこにさらにユデタマゴとか貝とかイカもこってり、、、
これに皿右上方向にあるニンニク風味?のマヨネーズみたいなソースを
つけていただくのですが、
素材の分量に対してソースすくなっっ
それにしてもウェイトレスの姉さんに「アイオリ超量多いわよ♪」とはいわれてたけど、、、
本当に多かったです。こんなの日本娘ふたりづれなら二人でシェアでやっとじゃないかな。
でもうちのダンナはこういうお料理いっさい食べないので
勝手にラヴィオリ
クリーム+チーズ族らしいチョイス
結局ものすごくがんばったけどアイオリ完食はきびしかったです。
アアもったいない!
でもわりと有名な南仏代表料理ですので味見する機会に恵まれてよかったということで。
デザートは感じのよいウェイターお兄さんが今朝作ったというタルトでした。
給仕したうえデザートまでつくっちゃうのね、、とおもいきや
このお兄さん途中でホテルのほうのシーツ運びとかもしてたから
何でもできる人っぽかったです。働き者って
素敵☆
たらふくご飯をたべてそれから帰りの船の時間まで
海などみながらごろごろすることにした
するとダンナが突然ひとりで
リコシェ”le ricochet”なる遊びを開始。
リコシェとは、水面に小石を投げて石をポコポコ跳ねさせて喜ぶ
というものすごく単純でリーズナブルな遊びなのですが、
大学で仏文学を学んでいたころ、結構昔のフランス語原文小説なんかを
読んでいますと”faire des ricochets” というフレーズがたまに登場しては
(おぼえてないけどスタンダールとかだったかな、、)
当時は何度説明を聞いても「え、その遊びいったいなに?」というかんじでしたが
長年ダンナを見てたらリコシェ=水切り遊びのなんたるかがよくわかるようになりました。
ひたっすら水に石を投げて石の跳ね返りテクを磨くという、、おわりのないプレイ、、
そんなダンナを見て刺激をうけたのか、さっきまで静かに岩場に腰掛けていた
少年が無言で立ちあがりダンナの数メートルさき横にてリコシェを開始・・・
一言も会話を交わさないふたりの男が長時間並んでリコシェを・・
少年案外お上手だったもので
ダンナの闘志さらに燃えたぎりその後も互いに競うかのように
何十回もリコシェを繰り返す少年とダンナ
そしたら偶然そこを通りかかった仏人観光客のオジサンまでが
「俺のリコシェも見といて!」くらいの勢いですごいリコシェテクを披露しはじめました。
自信満々なだけにうまかった。だけど皆いっさい会話を交わさない。いったいなぜ・・
そういうわけでフランス人、リコシェだいぶ好きだという事実発覚
それにしても石投げられたり泳がれたり浮かばれたり、、
海って色んな意味でキャパ広くて最高。
ダンナと一緒に過ごすのやっぱし最高。
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