「メメント・モリ」
という言葉を知ったのは
たしかだいぶ子供のころでした。
たぶんなんかの漫画で読んだ、それで
子供心になかなかおもしろい語感だとおもいすんなり憶え
以来なにかとふと思い出す
memento mori
元々はラテン語で
「死を想え」とか「死を忘れるな」
みたいな意味なのですが
とくにそれといって不吉系でもなくて
たとえば金持ちでも貧乏でも
美しくてもそうでなくても
一皮むけば人間中身は皆平等に骸骨だし
かっこつけても気取っても悩んでも
苦しんでも調子のってもどうせいつか死ぬのだから
このあまりにも基本的な生物の摂理を胸に刻みながら「よく」生き、
かつ今という瞬間を大事にしたらどうだいな
みたいなかんじの教訓というかアドバイスというか、
やや自己解釈はいっていますがこういうドライな考え方が結構好きで
これを普段から頭の片隅においておくとこの世で起こる物事に対して
なにかと鷹揚に構えられたりします。
なので「皆どうせいつか死ぬのだから」
と
「今生の時間は限られている」
という自分の根底にある概念は貴いもので
ダンナとも
お互い死ぬ時、死んだ後のことなどをしばしば話し合ったりします。
そしてそこから至る結論はいつも
「だからこそ感謝しながら今ある生を悔いなく完遂しめいっぱい享受させていただこう」
ということになるわけで
この思想はわれわれの行動、生き方すべての基盤であるといえます。
そんな素敵なメメント・モリ
昔の絵画や挿絵などにはよく骸骨(ドクロ)モチーフで描かれています。
子供のころ
ドクロといえばタイムボカンのドロンジョ様や
松本零士のキャプテンハーロック
またはやや死神寄りのイメージだったのですが、、
いつごろからか
私の中でスカル(骸骨)モチーフのアクセサリーなどは
自分のメメントモリアイテム
みたいなことになっていて
ちょっとした教訓お守りアイテムと化しました。
そんな私が
初めて手にしたその瞬間から
だいぶ魅力に参ってしまったのは
こちらのリング
なんとも巧みなスカルSkull クロスリングCross Ring
素晴らしい遊び心
そしてすこやかにエスプリあふれる死生観。
ここ最近どこいくにもつけています。
CHIC SICK CHIC PARIS
シック シック シック パリ
ちなみにパリのブランドですのでもちろんあたりまえにフランス人が
製作しているものと最初は思っていたのですが、
お店のHPを拝見しましたところ
元パティシエの日本人クリエイターさんによってつくられているとのことで
びっくりいたしました。なぜって
すごくフランス的な気がしたものだから。
でもいわれてみたら
細部に込められた細やかさみたいなのが
日本的でもあるような。
それを実感するのは
一見ハードそうなデザインでありながらも
着け心地が非常になめらかに感じる瞬間といいますか
指にはめるとなんとなく全体にマイルドなのです。
私は指輪が大好きで
昔からいろいろつけているのですが
このリングは
つけるたびに
ほどよい厚みのアームがまろやかで
非常に優しい着け心地だなあとおもっています。
材質はシルバー925にK18コーティングしたもので
なかなか重厚感のあるしっかりしたおつくりなのでエッジーなデザインでありながら
高級感もあり、手持ちのリアルゴールドや石つきのリングなどともよく合いますし
長く大切に愛用できそうです。
(※サイズ加工については注文時にお願いすればきちんと対応していただけます)
カラーは2色展開、私は手持ちのジュエリーがゴールドばかりなので
ついついいつも習慣でゴールドを選んでしまうのですが
シルバーも
たぶんかなりかわいいのではないかと推測されます。
ほかにもエッフェル塔モチーフやおもしろいデザインのネックレスなども
あるようなので今後是非チェックして頂きたいブランドです。
それではまたちょっとこれから
新年早々ドタバタな事が起きそうな予感の
私とダンナでありますので
次回お楽しみに~&良い週末を!!

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