今週ちょっと心に残った映画
まあイーサン・ホーク嫌いじゃないから見とくか、
くらいの不純動機でまったく期待せずみた作品
舞台はパリ、仏語堪能イギリス女優クリスティン・スコット・トーマスが
もちまえの魔女顔と魔力エッセンスぶりぶりでイーサンを魅了、
ついでにイーサンのアメリカなまり仏語がいやというほど堪能できるので
そういう意味で楽しい。
内容はダーク!とても思った以上にダークというか暗いので万人受けは
むずかしかろうが個人的には久々70年代あたりのフランスのワール系映画
とかニコラス・ローグ的手法兼味わいを思い出させる一見の価値ある作品。
イーサン・ホークも地味に新境地開拓感できてる感が。
なによりケント・デリカット眼鏡の効果ときたらすごいんだからもう。
日本語題名イリュージョン、、、
めんどくさいからそのままつけたんじゃないかとおもわず邪推してしまう。
なんてやばいミッション!
こういうドキュメンタリー撮ろうとか、こういう潜入しようとか、
考えただけでちびりそうで
なんかいろんな意味でハラハラドキドキします。アフリカには住めない。
初めて見た時からなんてやつれ顔の人なのだろうかと思っていた
エイドリアン・ブロディの持ち前やつれ顔がものすごく生かされている一本。
これまた暗い、あまり救いようもない、人生って深淵部分のダークサイドだけ
突いていくとそりゃあもうダークサイドの金太郎飴でしかないよな、と思えてくる作品。
でもなんとなく見といて損はない深さがある、あとひそかに実は豪華キャスト。
暗い話だけどひとつ救いはどうしようもないアバズレティーンエイジャー娼婦役の
女の子
サミ・ゲイルSami Gayleがかわいかったこと、
最初はほんとこの子どうしよもないな!!(※それほど演技がうまいということで)
と思わせるも段々心が打ち解けてゆくにつれ本来の清らかさがにじみでてきてよい。
ショートカットが似あうかんじがどことなくエマ・ワトソンにもかぶる
あまり濃い化粧してないほうが素敵
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