予想をうわまるハード試練の連続だった
ヨルダン・ワディラム砂漠特集第4部、
いよいよ最終回みんなついてこれてるかい?
昨日お届けせし
元アラビアのロレンス邸やロードオブザリング・冥王サウロンの谷
にひきつづき訪れたのは
こちら
うわわわわーー
あなあいてるううう
オー!ワオ、グレイトッohhh・・・
・・・
さんざん言葉で誉めたたえ写真撮ってもう満足・・・
でもこのヨルダン砂漠訓練はそんなに甘くありません、
ガイドさんはまたにこやかに
「さあ、きみたち、ゆっくりのぼっておいで」
いやじゃいやじゃ、あたしはもう疲れた・・・
勇気を出して
「つ、つかれたからあたしはいきません!」
と宣言したら超残念そうな顔をされる・・
そうですよね、やっぱガイドさん的には
喜ばそうとおもって連れてきてくださってますもんね・・
しかしもはやこの時点で疲労究極MAX
どうしてももう一歩も動きたい気がしませんでして
この面(ロープレ風)はダンナにまるなげ
いそいそ登るダンナ
ノーと言わないフランス男
今回ヨルダン旅行中何度となく
頭に浮かんだアイデアはそのうち
ダンナと一緒にガンガン運動してくれるような
スポーツ万能の犬とか飼ってあげたほうが
いいんじゃないかな、、、、でした。
岩の隙間に吸い込まれてゆくダンナ
インディジョーンズならここで左右の岩と
岩が動きだして挟まれそうになるであろう。
でも現実はそうでもなく無事万歳
それにしても色のコントラストがなんともいえぬ美しさ!
もうお月さまもではじめていました。
ということは
夕暮れがちかい!
急ぎダッシュで降りてくるフランス男・ジョーンズ
ハァハァしてた
ああ私ダンナほんとうに大好き!
その後休む間もなくまた激しく移動
ブフォーー
今度の見せ場は
ゆらゆら砂漠
波打ってるみたいでなんとも爆術が芸発です!
ここでは特に運動なし!
ヤッタァー
と、ゆったりしてたその刹那
フランス男・ジョーンズが
いきなりダッシュ
もはや砂山みてると走って登らないと気がすまなくなるという砂漠病にかかっていました。
ところで素晴らしく美しい風景だけど
少し風が吹くともう大変、どこもかしこも砂だらけ、、
今回これでカメラもかなりジャリジャリになってしまった。。。
いまだにレンズあけるときジャリって・・
まあきれいだからいいけど
それからまた場所を変え
最後の最後に向かったのは
サンセットが見れる岩山でした。さすがに私も
最後がんばってちょい岩登り~素晴らしい
ヨルダンの夕日を堪能することができました!
それにしてもとてつもなくハードで
たまらなく貴重な1日だった、、、
その後すっかり日が暮れたあと、
ガイドさんに車をとめていた場所まで送って頂きました。
別れ際突然、「スススススス」ってどういう意味?と
いきなり聞かれたので一瞬何かとおもったら、、、
そういえば私とダンナは二人で死ぬほどしょっちゅう
相槌をうちあうのですがその時「そうそうそうそうそう!」
と激しく連発で言ってるのが、
ガイドさんには謎の言語「スススススス」
に聞えてたようでずっと気になっていたらしい、、、
ハ
ズ
イ、、
「えっと・・・日本語で・・・
イエスイエスイエスみたいなかんじ・・」と一応答えたけど
日本人誰もが使うわけじゃないし・・・・とりあえずなんか
ハ
ズ
イ。
それからまた、最後にガイドさんに
チップとして1000円(相当)ほどのヨルダン通貨を
差し上げたときにおっしゃったセリフは
「ノー、、、、YOUたち、十分なお金は残っているのか?
食べる物を買うお金はあるのか?ほんとうにだいじょうぶなのか?」
でした・・・
え?
なんか・・・
われわれすごい心配されてね・・・?
確かにこの1000円(相当)のヨルダンマニーは
もう旅の最後のほうのなけなしのお金でこのあとほとんど
飲まず食わずでまた4時間かけて移動するというビッグイベントも
控えてはいたのですが、、先進国ではマック一食分の
1000円でもヨルダンでは少しは価値があるようにおもったし、
なによりわれわれはどうしても、とても親切で心優しい彼に
このお金をあげたかった、、、、、
最終的には受け取っていただけましたが、それにしても
こんな率直に客というか、他人の心配をしてくれてしまうガイドさん、、
自分のことよりまず人のことを思うことが自然に身についている方特有の反応
とでもいうのでしょうか、、
この人どんだけ善人なんだ・・・?
ダンナとしばらく呆然としながら感動に打ち震えた。
われわれいろんな国でいろんな人とからむけど、
こういうことって、そうなかなかない状況といいましょうか、
ともかくワディラム砂漠の民の心はあまりにも清く眩しすぎて、、、私はまたひとつ
この世の「なにか」にきづいたような気がした・・・・
あ、でも、
でもほんとうは
われわれがあんまりにもみすぼらしくて貧しそうに見えたから
本気で超心配されただけだとしたら・・・
・・・・・
そうとう
ヤ
バ
イ。。。。