昨日のつづき
七つの湖編 Seven Rila Lakes@Bulgaria
ヒイコラいいながら
なんとか結構上のほうまでやってきました。。
ところで我々的にはこれはなかなかの「真剣登山」なのですが
ブルガリア人らしき集団は「軽いハイキング気分」でここらへんに
遊びにきてる方が多いのが印象的でした。
なんていうか、トレッキングシューズどころかスニーカーも履かず、わりと普通の靴、
標高高いところは雪が残ってて寒いにもかかわらず半袖Tシャツ一枚で
かなりの軽装・・・
ブルガリア人相当根性すわっている説浮上!スラブの民はやっぱ強いという。
そんなこんなで
ここからまた延々歩くわけですが、
このあたりまで登るとそこまで勾配ないのでたまに息切れしつつも
ジョジョの奇妙な冒険第三部のエンヤ婆のまねとかしながら
なんとか進むことができるに至る。
先日趣味的に?9時間走って山登ったという友人コウタロウのまねをして
たまに山を走ってみるダンナ
「山走るってすんげーつかれる!やっぱコウタロウふつうじゃないね♪」
だそうです。
そんなこんなで走ったり息切れしたりしてたどりついたのは
それはそれは美しい
氷の湖!
アラスカとかいきたいような気がズイズイしてきた!
お世辞抜きで本当に神秘的なものだから
だいぶ参っちゃった我々であった。。
氷の横にはお花が咲いているという
はてしない大自然のコントラスト
しばしぼうっとして
自然のバイブレーションをビシビシ感じた俺らだった。
だが同時にそして寒い。
静止しているとだんだん体がガチガチに冷えてきて
いきなり疲労感におそわれる・・
氷の湖は最高に美しいが
確実な防寒なしでそう長くいられる場所でもない。
名残をおしみつつ素晴らしい風景に別れをつげ、、
終電16時のロープウェイに間に合うようにいそいそ下山モードだ。
(結局湖七つまわらないですんだ!)
少し急ぎ足で下山しているその刹那
ダンナが
何を思ったのか
スッテーーーン!
いきなり突然滑って転んで
ヌチャヌチャのどろんこ沼で派手に倒れていた!
さすがに目の前で伴侶が転ぶと「スクープ写真を撮る」という
ブロガーの本能は抑止されるらしくカメラのシャッターは押せなかった!
でもその瞬間主婦の脳裏に浮かんだのは
「わーーーそれだれが洗濯するとおもってんのーーー!?」
夫のピンチにおもわず洗濯の算段を考えてしまう自分。
器ちいせえ~でもこんないわくつきの洗濯ものパリまで持って帰るのやだなーー
ついでにレンタカーだから座席を汚さないためにはとりあえず裸で
運転してもらうほうがいいかな、、とかそんなことを考えていました。
それにしてもあまりにマンガ級の鮮やかなすっころび具合だったので
ふたりでかなり長時間腹抱えて笑ったという。
そういえばダンナは広い道にバナナの皮がおちていたら必ずそのバナナの皮を
ふんできちんとすっころぶようなところがあるような律儀な宿命の持ち主で
こういうのは今に始まったストーリーではない。
似たような事件は過去にも枚挙にいとまがないのだから☆
いずれにせよしかたないので
なんとかこのまま下山
途中湖があったので
「僕あそこで服洗って来ます♪」とダンナ
手前のほうでしゃがんで洗濯しているのがダンナです☆
まず足元
最後はビショ濡れの短パンを今一度履いてもどってきました。
や、じつは案外全部ちゃんときれいになっていた。
ただこのあと濡れ服のまま帰りまた30分以上ロープウェイに乗って
かなりボデー冷え切っていたという。でも外人はもともと日本人より体温高いので
これくらいでは病気にならないもようです。便利だなあ
帰り駐車場で悲しげな顔の犬と遭遇
ひとなつっこいけどとてもおとなしくて性格のよさそうなワンコロリーヌでした。
いつの日か家が留守がちじゃなくなったら犬飼いたいので
普段からふたりで犬のことをあれこれ話し合うのですが、
ダンナはこのワンが自分にとって結構理想のサイズとビジュアルなのだとか。
大きすぎず小さすぎず、性格がおだやかで
一緒に海や山にいって色々アウトドアも楽しめそうな、そんなワヌ・・・
いっそ連れて帰りたかったけどそれはむりというもの・・・
そういえば色んな国でいろんな人間、、だけでなく
野犬や野良犬に出会う我々なのですが、
ブルガリアで出会う犬はなぜだかみんな性格がよかったです。
ゆったりしててマイペースなかんじ。
いままで私的にちょっと怖かったのはメキシコの道路で屯してる野犬、
ダンナにとって一番おっかなかったのはタイのビーチにいた
荒れ気味の野良犬集団でした。
動物も人間みたいに性格それぞれのようですね!
と、
そんなかんじで5月のブルガリア旅行特集終了となります、おつきあいサンクス☆
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