数年前から気になっている
「プラナカン」
はるか昔マレーシアやシンガポールに移民して
独自の粋でゴージャスな上流文化を培ってきた中国系移民の子孫たち
詳しくはWikipediaの解説こんなかんじです→☆
個人的にプラナカンの、、、
すべてが気になり、大好きなのですが
マラッカはそういえばプラナカンゆかりの地で有名です。
そして着いてから偶然ガイドブックになかった
プラナカンのジュエリーを展示している博物館があることが発覚し
目の色変わっていそいでかけつけました。
Straits Chinese Jewerly Museum
以前シンガポールでプラナカン博物館を訪れたときも
「僕興味ないから外でまってるね♪」
と言っていたダンナ、
ここでも同様、やっぱり一緒にこないんだと。
というわけでダンナをおいて単独どっぷり入場
すこぶるゴージャスなプラナカン遺品の数々
いやあ
ほんとう素敵。。。
と、
じっくりうっとりすっごくしたかったのだけど
ひとつ問題、
監視と解説の目的で
ガイドさんがどこからどこまでも
ぴったりくっついていてくれるという・・・
ガイド様はすごく優しくていい方だったけど
いろいろ英語で説明してくるから
全然観察に集中できないという。
個人的には博物館とか美術館でじっとりゆっくり何分でも好きなだけ時間をかけて
物を鑑賞したいほうなのですが、
いちいち隣で人が話してくれているから英語でオーとかワオとかグレイトとか
ずっとゆってなきゃいけない、ついでに写真もじっくりいちおう構図かんがえて
撮りたいのに撮影もまったく集中できないという大事件でした。
や、でもすごい優しげな人だったけど。
こちらプラナカンの結婚証明書ですと、
冗談のようにかわゆすぎではないかよ!!
ところでここプラナカン・ジュエリーが多く取り扱われている博物館なのですが
あいにくジュエリーのみ撮影禁止とのことで
いちおう遠慮して全然撮れませんでした。(すごい頼めばできたかもしれないが、、)
こちらは結婚式のかぶりものなどなど
おそらくほぼリアルゴールドであろうから、、そりゃあセキュリティ厳しいです。
ちなみにプラナカン女性をニョニャ、男性をババと呼ぶそうです。
ニョニャたちはビーズ刺繍など刺繍全般が得意だとか、
ああ夢!
そして次はちがうお部屋へ
ここの博物館のオーナーはペナン島にすんでいるらしく
たまにここに来ると右の写真の宝石職人のところ
にジュエリーお直し依頼とかするのだとか、
現代って何事も均一化しがちでお金出せばだれでも何でも手に入るかんじが
あまりおもしろくないけど昔の金持ちや特権階級の暮らしは一部の人々独自の
伝統文化があってかっこいいなーとうっとりします。
小物ひとつとっても、ベッドのカバーひとつとっても
うっとりうっとりうっとり、、、
してたらガイドさんが
いきなり
「日本って金持ちだよね!」
と話しかけてくる。
うーんまあ国でみたら金持ちつったら金持ちなときもあるかもしれないが
国民個人個人の暮らしがそうイケイケかといえばそうでもないかな、、と
思うけどなんだか英語でどう説明すればいいのやらでなんとなくウヤムヤに。
東南アジアのひとは日本=リッチといまだに思っているのをヒシヒシ感じた瞬間、
でも本当の豊かさとはいったいなんだろう??ワタシハソレニツイテカンガエル
さてさてそんなかんじでジュエリー写真あまりなくて無念ではありますが
豪華なプラナカン暮らし垣間見れただけでも
マラッカに来たかいがすごくあったとおもいました。
とても満足!
でも満足しすぎとずっと人に話しかけられながら鑑賞してたことで
最後は一挙に疲労におそわれてしまい
この後もうひとつ訪問予定であったべつのプラナカン博物館を訪れる余力がなくなった。
私は弱い人間です。
ダンナにその旨うったえたら
「そんなことだろうとおもったよフフフ♪」と笑われる。
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