以前にもちょっと言及したことのある
ドイツ人だけどフランス映画にたくさん出ていて、
大スターで、ヨーロピアンの雰囲気ぷんぷんで、
アラン・ドロンと婚約していてシャネルやヴィスコンティのお気に入りで
一見とても恵まれていたようにみえるけど
その半面私生活は悲劇や哀愁に満ちていた苦悩の人、
そういう印象がとても強いです。
そんなロミー・シュナイダーは
人生で2回もあの伝説的なオーストリア、
ハプスブルグ家の皇妃エリザベートこと
シシーの役を映画の中で演じているから
もはや前世シシーだったっしょ?と、私なんかは日頃からおもっています。
(ロミー本人は払しょくしきれぬシシーイメージに随分悩んだと言われますが)
最初の映画は
若くてプリプリでドイツのアイドル女優だったころ
シシーの人生の前半を。
後半は人生の辛酸なめたのか退廃感たっぷりまとって
ルキノ・ヴィスコンティの「ルートヴィヒ・神々の黄昏」にて
デカダン臭たっぷりにルートヴィヒのいとこであるシシー役にカムバッグ。
辛酸なめきってるデカダン・ロミーは、
はっきりいって
なかなかいい女です。
危うくて脆くて儚げで
届きそうで手の届かない、
見てるだけでハラハラするような艶っぽい魅力にあふれている。
ヴィスコンティの映画は
唯美主義的で時にひじょおおおに長くてうとうとしてしまうものも多いのですが
オーソドックスな美的感覚を養うにはうってつけなので
人生一度ははまる価値があるで賞 😉
さて、
なぜロミーやらシシーやら語っているといえば、
先日友達がオーストリアはウィーンへ行く、というのをあざとく聞きつけ
そういえば大昔ウィーン訪れたときなんとなく所持金足らず買いそびれた、、、
こちらの
「シシーのダイヤブローチ」をまんまと買ってきてもらえて
ものすごーーーく嬉しかったから、
だよ 😀
実はこれを買いたいがために、、現在寒くてちょっとあれだけど、
最近ダンナにちょっとウィーンいかないかい?と打診してもいたのですが、、、、
友達のおかげで行かないですむ方向性となったっぽい。。アリガト 😛
ちなみにこちらは元々シシーがダンナさんで皇帝のフランツ・ヨーゼフから
贈られた伝説の、お星さまを(たしか。。?)象ったダイヤの髪飾りのレプリカです。
流布しすぎ有名すぎなこの肖像画で髪にいっぱいつけてるのがソレ
友達の証言によれば、ほかにも同じ型でヘアクリップ、ピアス、ネックレス、
などいろんなバージョンが売られていたとか、私は少し前からこれを
ファーのジャケットにつけたらかわいいだろうなあと考えていたので
ブローチあえての2個チョイス、
早速つけたらやっぱりかわいかったわ 😳
それにしてもシシーのほかにも
ウィーン舞台の映画とかみてると素敵でしかたないし
シシー博物館とか宮殿とか美術館とかもまたじっくり見直したいから
チャンスあったらウィーンもう一回行き直したいというのがかなりの本音!
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