ダンナと私は非常によく一緒にいる。
ダンナはいつも私を連れているし、私もダンナをいつも連れている。
するとダンナはおのずとフランスでフランス人たちから
「いつもあの日本嫁をつれてる男」
という記号で非常に認知されやすい。
なのでよくいきなりこう声をかけられる
「よ!ひさしぶり!
おまえのファム・ジャポネーズ(日本人妻)はヴァ・ビヤン(元気)か?」と。
だが反対にダンナは他のフランス人たちをまったくおぼえきれていない、
ダンナはただでさえたくさん人と会ううえに、
他人の顔と名前を覚えるのが致命的に不得手なのであった。
なのでそう聞かれるたびに心の中でひっそりつぶやく
「マ・ファム(妻)はヴァ・ビヤン(元気)だけど、、
このひと誰・・・??」
と。
それからしばし会話を交わし、どこでいつ会ったか、思いだせればラッキー、
思いだせなければ残念、でもどっちにしても一生懸命勿論覚えてるふりをして
数分間挨拶や会話を交わして「じゃ、また会おうね!」と言って別れるという。
ダンナも大人になったものだ。
話変わって先日パリのメトロで素敵な貴婦人が犬を連れていた。
ワァすてき!とおもって写真撮ったけどカメラのモード変でブレた。。無念。
ピンヒールに赤い花模様のタトゥーがはいった両足首が
網ストッキングからのぞく、髪にも真っ赤な花を添えた華やかなレディ。
顔は見えなかったけど
後姿から空想するにシャンパン技巧バーレスクで有名な
ディータ・ヴォン・ティースっぽいピンナップな雰囲気の方。。
(あくまで雰囲気だが)
しょっちゅう酒?に身を浸しているからなのか
人間離れした陶器のお人形のごとき
白肌自慢のディータさまよ・・
私服であろうと
どこまでもレトロ・フェミニン追究寸分も手抜かりなしで
ふとすると油断してだらけがちな
世の婦女子の鑑
独特のオーラのある人って素敵だね!
ところでフランスの電車はわりと堂々と犬連れて乗ってる方が多い。
犬にわりと寛容な文化圏かなとおもいます。
ある日パリ、
おもちゃ屋さんのショーウィンドーのぞきながら散策してたら、、
きゃうーーいちばん左の人形かわいーほしいーー!
とおもいよくみたら
いきとった!!
目が合った!!
でもとにかくとてつもなくものしずかで
まるでぬいぐるみ、あんまりかわいすぎて持ち帰りたくなった。
ところで、犬といえば!そう、
以前友達の犬お預かりしたことあります。それまで育てたことある
生き物といえばちょっとおままごと気分で弟くらいな程度だったので
本気で朝から晩まで弱き存在のお世話をすることの大切さと大変さを
ビシビシ痛感しすぎて自分、生き物飼うのむいてないのかも、、と
一度はあきらめたわけですがやっぱり外で犬みかけると途端に
かわいいいほしいいいいいっしょにくらしたいい
となってしまう。
そんな気分のくりかえし。。
そのようなことを考えてたら以心伝心?
元・里子のマキヲ坊っちゃんの写真を友達(飼い主)がおくってくれました!
マキヲ坊っちゃん、長らくせんべい布団のような布団で寝てたのですが
最近遂に高級ベッドに買い代えてもらったそうです。
幸せそうでよかったマキヲ!! 😆
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