いちおうフランス住んでる風を装っているだけに
水のかわりに赤ワインを飲んでて血液が赤ワイン、
だとか
朝から晩までフランス料理食べて過ごしてるんです私。
とかいうことはほぼなく、
むしろフレンチがすっごい得意かといえば別にそうでもないのである。

でもせっかくフランス住んでるから
やっぱりたまにちったあおいしげなとこ開拓したいものよな~
とぼんやり考えていたらきた!グルメ友のありがたいススメとさそい

友達が連れて行ってくれたのは
噂のLe 6 Paul Bert (ル・シス・ポール・ベール)

少し前に同じ系列のBistro Paul Bertでやや失望したので
同系どうなんだろ?とおもったけど
ここはいい、なにかがいい。
なんつか勢いというか旬なかんじというか。
人でも店でもなんでも「今キテんね」、みたいなオーラって
どっからか匂うというか漂うものよ 😉

そしてこちらこの日のメニュー。

私写真撮り屋のわりにどうしてもメニューだけはなんだか
諜報活動っぽくおもわれたらどうしよう??と勝手にひとりできょどって
ほぼ撮れないのですが素晴らしく気のきく友達ちゃんといつのまにやら
撮ってて後々提供してくれました・・・センキュー。。
前菜、カラスミのってるバターナッツのスープ。自然のまろやかさうますぎ。

メイン友達のお魚

私はポーク、
たぶんフランスで今まで食べたなかで一番おいしいかったかもしれない
ポークだったようにおもった。って、普段ほとんどポーク食べないので
たぶん5年のうちの8回のうち一番とかそういう統計だけど、

それでもだいぶ柔らかくておいしくって豚肉をものっすごい見直した。
パリでは大しておいしくないのにえ~そんなにするの~??とショック
うけるような食事するときもままあるからやっぱり率直にヤッホーおいしい!
って素直に言えるクオリティと値段の兼ね合いはベーシックで
すごい大事なことだ。

デザートは友達とむちゃんこ悩んで悩んで
なんか互いに違うものにしようというわけで
私はフィナンシエとポワールの。
の。

友達のはコルシカみかんと牛乳アイスの。

これが~一見地味だけど~
またなんだかほにゃっとおいしいのである。特に後者の牛乳みかんは
なつかしの「給食」系統のノスタルジーを想起させる
素朴デリチャスヒット。

コミコミでまわりの席隣接しすぎだし
はっきり言って会話はしにくいんだけど
前菜からデザートまでふたりでほとんど黙って
ものすごいじっとり味わいつくした

で、じっとり味わったあと急激に堰切れ猛烈おしゃべりし始めたら
だんだん周りに人がいなくなり、、
結局店出る時は

もはや無人モード。

それにしてもひさしぶりにパリですごく満足感の高いお食事だったので
帰ってからダンナにも自慢しといたら俄然行きたがっているので
今度ダンナも連れて再訪してみたいです!
6 Paul bert 75011 Paris
最寄駅はFaidherbe-Chaligny が便利 🙂
