日本来てからも怒涛だけど
日本いく前日までもなかなか怒涛daysだったわれわれ
旅に出る前によゆうぶっこけないこの感じが
毎回もうドキドキのなかのドキ
なんだけどもうそれは望むと望まざるとにかかわらず、
とりあえず目の前にある用事をなんでも順序立てて
バシバシこなしてゆくしかない。
まず朝起きて歯を磨いて一瞬顔つくって友達の家へ!
うわさのマキヲがまんまとおまちかね、
それもそのはずここんちの友達が飼い主であるのだから。
そしてマキヲ見たらなにかお世話せずにはおれないダンナ、
スケジュールは分刻みであるのだが
友達宅から3キロのところにある場所までマキヲを連れて
早足で用事をこなしにいく。
そのあいだ友達とふたりきりになったのでべちゃくちゃ話しこむも
男子ら予想外に早く帰宅、
ダンナ念願のパスポートゲット!!
われわれ、こんな日本いき直前まで
ある事情でパスポートもってなくて結構な不安の日々でした、、、
そしてダンナはしばしマキヲとイチャイチャわかれをおしみつつ
次の目的地ヴェルサイユへ急ぐ。
さいきんよくヴェルサイユにいくんである。
で、相当急いでいったのに用事先の御主人がまんまと電話つながらず
つかまらね~
あ、フランス、よくあるから、こうゆうの。
まーしょーがないなー
じゃあお茶か!
というわけで
ほんとうは朝から何も食べてなくて軽食したかったのだけど
ちょっと時間はずしすぎてあえなくカフェのみ。
しかたないから砂糖で胃をみたす。
われわれなんだかんだこういうゴハンにありつけない日というのが
フランスだとよくあります。こちらはヴェルサイユ宮殿からほどちかい
清潔感あり、お昼にくればそこそこのお食事ができそうな雰囲気、
ヴェルサイユにご旅行でこられる方はきてみられるとよさそう 😀
で、せっかくヴェルサイユ宮殿ちかくにきているけど
宮殿散歩するほどの時間はない、しかも寒いし、
とダンナに断られ
えええじゃあせめて教会だけでもみせてちょうだいな、、
というわけで車とめたところにあった教会へ。
ルイ14世とかもこのへんあるいたかな??
とおもうと超テンションあがる!
ちなみにヴェルサイユはソフィア・コッポラのダンナのシンガー
トマ・マルス(トーマス・マーズともいう)の出身地である。
トマはものっすごい世紀の逆玉婚を果たしているわりに
いつもひょろひょろでボロいかっこをして
あんまり世俗の欲みたいのがなさそうなのがいい。
そんなトマのことをだいぶ好きっぽいソフィアもなんだかカワイイ。
それでインタビューとか見ると
「ヴェルサイユまじなんもなくってヒマすぎて音楽はじめて、、、」
みたいなこと言ってたから
そっかーヴェルサイユ一瞬ひびきかっこいいけどやっぱり
若者にはヒマか~
と妙に納得し、以来ヴェルサイユ来るたびにダンナに
「フェニックスってここでヒマすぎで音楽はじめたんだよ・・」
と車内で蘊蓄を語るのが習慣となっている。
あ、トマがやってるバンドはフェニックスPhoenixといいます。
メンバーもみんなヴェルサイユ友達らしい
皆の顔がいかにも「フランス革命」ってかんじ (←意味不明)
フレンチのシンガーは往々にしてびっくりするくらいダサい時が多いけど
フェニックスはだいぶイケている音作りのできるバンドである。
こないだ日本行きのフライトで超絶寝れない気分だったから
ずっとこのアルバムきいていた。これ作ってる横でソフィアが
「あら、いいじゃない♪」とか言ってたんだろーか??
でもあんまりバンドに介入しすぎてオノ・ヨーコになっても
まずいんじゃないかな~とかひとりで空想しながらね 🙄
というわけでフェニックスたちも来たことあるかもしれない教会で
しばしうっとりしたあと、
電話つながったのでまた急ぎ足でダンナの用事先へ。
すぐ終わるのかとおもったら案外時間がかかったものの、
そのあいだフランスの超渋貴族ムッシュのはたらきっぷりを
小一時間観察できたからなかなかおもしろかった。
しかも昔北海道の網走Abashiriいったことあるとか言いだし
日本人とか日本大絶賛されて想定外。
それにしてもヴェルサイユで貴族とかっていわれるとなんだかもう
私には結構マンガの設定領域というか!やっぱりフランス革命または
オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェというか!
どんだけベルバラ影響濃いんだよ??
と自分で自分につっこみをいれずにおれない、、
でも日本女子の貴族観てこのあたりから来てる人少なくなかろう??
それから家に帰る頃はもうすっかり8時すぎ、、
結局朝からなんにも食べてなかったなあ、、とおもいだしながら
友達にいただいたマドレーヌをかみしめて
ダンナとふたり感動の涙にむせぶのだった。
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