東日本大震災から3年、たまに行く日本はあれ以来すっかり
もとどおりにもどったような気になってしまうのだけど
あの大事件のことはいつも想っていなくては。
「想う」ということには何か大きな力があるような気がするから。
そして現在日本に行くたびに何事もなく当たり前のように
過ごせることはおそらくいちいちが奇跡みたいなものかもしれない。
まあ世界中どこにいてもそのことはしばしば実感するけれど。
打ちのめされてもう絶対立ち上がれないんじゃないかと思う日もあれば
難なく何でもスイスイこなせる日もある。
人間の世界は摩訶不思議なとこだ。
きっと鹿はそうおもうにちがいない。
私とダンナ
「奈良という場所にはたくさん鹿がいるんですって」
という噂を聞いて以来
長らくそれを自分たちの目で確かめるのが
夢でした。
そして噂はまったくの真実であったのだ。
奈良の駅を降りればそこには人と鹿の合体したオブジェ
バスに乗り込めばあふれんばかりの鹿アピール
これはあえてのサイ! 😳
とにかく本当にそこらじゅうに鹿がいる。
北海道ですらこんなには見ないのよ、、、、
でも北海道のエゾシカの野性の気高さに比べると
こちらは野良猫の勢いでだらっとした鹿たち
たまにひどく毛艶と毛並が悪かったりして
ちょっと心配になる鹿も多いけれど
小鹿はやっぱり有無をいわさずかわいいわ。
私もダンナもディズニーのバンビ育ちですもの。
ところで奈良、べつに駅降りた瞬間鹿がいる!というわけではなくて
鹿生息地はだいたい東大寺周辺のネイチャーがあふれるエリアのあたりです。
遠い昔日本史の授業でいやというほどたたきこまれた東大寺・・・・
今でも日本史はあんまり得意じゃなさすぎで私の常識のなさに
父はしょっちゅうプリプリしているものよ 😎
