昔から何度トライしようとおもっても
途中で飽きてギブアップしがちな映画、、、
それは
リチャード・アッテンボローの「ガンジー」と
デヴィッド・リーンの「インドへの道」・・・・
テレビで再放送されるたびに今日こそ絶対ちゃんと見よう!と決意するわりに
途中でやめてる、またはチャンネル変えてることが多いのはなぜなのか、、
いつかちゃんと見たい。
さて、こちらのだだっぴろいインドの道、、
これはアグラから西へ40㎞ほどいったところにある
ファテプール・シクリFatehpur Sikri
ここもまたユネスコ世界遺産
インドなんていうところは私からするともう世界遺産の宝庫でしかない。
土地のだだっ広さからいっても東京みたいにいちいち建て替えの必要もなさそうだし、
なんでも古いものをそのままドデンと残せる余裕があるというか。
一見、「余裕」なんていうものなら日本のほうがよほど持っていそうな気がするものの
実際世界を旅すると余裕の概念のちがいとか日本が持てない余裕のことをよく思う。
ところでここ、
やったら混んでいて入場券買うのに一苦労。
インド人、本当に1ミリの遠慮もなく横入りしくるので
品よく並んではやられっぱなしのダンナ 笑
なんとかやっとの思いでチケット買ったら今度は
自称「ガイド」の売り込み攻撃にあう。
私はだいたい「めんどう」と感じると
目も見ず、立ち止まらず、何も聞かず
ものすごい空気みたいにシカトを決め込むという荒技を用いますが
気遣い屋のダンナは必死で話しかけられると無視できず
半笑いで「ソ~リ~ノーノーソ~り~」みたいなかんじ、だけど一度相手にしたが最後、
そこからものすごいしつこさでどこまでもつきまとわれる。
そしてだいたいこういう場所でガイドしたい人は特にプロというわけでもなく
お小遣い目当てのヒマすぎな方が多いのでプロフェッショナリズムを求めるにも
いまいちな半端感。なにより私はゆっくり自分のペースで写真を撮りながら
自分の思うままに進みたいので隣でずっと人が話してると相槌打ったり
会話したりせねばならないのがめんどうでしかたない。
というわけでガイドの必要性はゼロであるから
最後は相当ぶうたれた顔で
「だからいいですって!」(NO thank you!)と
制して逃げるのであった。
(※すると相手は大体悪態つく、または更に値引きした料金を叫ぶ)
そんなわけで
詳細知りたい場合は訪れた場所の名前をきちんと覚えるなり
メモするなり写真に撮るなりして(←写真派)
あとあと宿帰ってから→wikipediaでおさらいが自分流★
それにしても行く先々でインド人は結構観光好きなのだなと実感
するほどどこもインド人観光客がとても多くてびっくりしました。
インド女子のスタイルはかわいい♥
ところでインド女子といえば
なぜか私いろんなところでインド女子たちにすごいガン見されては
しょっちゅう一緒に写真撮ってくれと頼まれ困惑。
ダンナと一瞬離れたり立ち止まったり暇そうにしてると
必ず捕まるので一生懸命忙しいふりを装っていた。
だっていきなり知らない人に写真撮られるのって嫌じゃない?
運転手のババ氏になんでだろー??と聞いたら
「外国人はめずらしいから」だって、、、しかもそんな理由かい。。
後半はインド男子にもよく捕まりました。ちょっと奇妙でおもろい詳細はまたの機会に!
さて、ここまでは「宮廷地区」、パレスのエリアでした。
ここはまだ平和なほう、
しかし次に訪れたモスク地区は、、、、
や
ば
い
!
近づくだけで子供がすっごい勢いで寄ってきて
ガイドするガイドすると大騒ぎ。
いらないいらないいらないいらない!!!!の一点張りで無視するも
誰一人くじけない、ムスリムの子供たちは強靭です。
どんなに断ってももう全然放してもらえず
あんまりのしつこさに精神が疲れ果てた私とダンナ、
もうやだーーお願いだから解放してくれーーーってなって
モスクは大して見ずに去ることにしました。
こうして書いてると我々が心の狭い観光客に思える方もいるかもしれないけど、、、
ほんとーーーにここらへんの自称ガイドも物売りも想像以上にすごいアグレッシブな
しつこさなのです、帰りのバスで周りにいた欧米人観光客達もみんなわりとキレ気味・
疲労気味でピリピリしてたし前に座ってた外人の姉さんにいたっては
バスの窓際まで来る物売り子供のしつこさと悪態に閉口して最後大切れ。
とりあえずみんないろんな意味で生きることに対する意欲があふれていて
すごいと思いました。ガッツだけは見習うとしよう♠
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