実家から1万㎞くらい?やけに離れた異国に嫁いでなにかと
ふびんオーラを漂わせているからか
いつも日本からいろんなものを送ってくれるスウィート母。
食べ物、お菓子、おもちゃ?などなど
もりだくさんですが
毎回日本の本も数冊配合。といってもそれは私好みというよりは
断然母好みのチョイス。なので自分的に「うん?」というのも結構ある。
でもせっかくもらったからには読んでみるか、、、というかんじで
本屋さんで自分では絶対手にとらないであろうような
日本小説などをたまに読むのである。
先日のギフトの中に入っていた
中島京子さんの「小さいおうち」もそんな一冊
山田洋次監督作品って、、あの男はつらいよ的な、
トラさんとか大量に撮ってる監督が
映画つくっちゃうのの原作かーー
はたしてどんだけ牧歌的なことになってんだろう?くらいの
正直、若干ナメた気分で読み始めたのですごめんなさい。
で、読み始めた最初のほうもしばらくわりとナメていたのです、
ところが!
あるとこらへんから自分でも意外すぎなくらい
ものっすごいズイズイひきこまれた、、
とりあえずこれ読み終えないとあたしの人生次にいけないわ、
くらいにあんまりあんまり引き込まれてもう後半とかどっぷり入り込んで、
最後とかダンナの留守の真夜中にベッドで読みながら一人で
だーだー泣いて枕濡らしまくるという。
なんというか、お話的にドロリともしてないしそうセンセーショナルな流れでも
ないんだけど最後までしっかり読ませる良質な作品だったのでした。
そして私の知らない戦前の昭和の東京の描写とか、すごくおもしろかった!
映画は松たか子さん主演
母曰く女中役の黒木華さんがいい感じなのだって。
今度日本行ったら映画も見てみよう☆
もう一冊母チョイスは
少々今更?と一瞬思った君島十和子さんの
「パーフェクト十和子スタイル」
なんかどっからどうみても私の路線とあきらかにちがうよな、、、
と思いながら
適度な気持ちでお風呂入りながら流し読みしていたら、、、
これまた最終的にしっかりがぶりついて読み込んじゃったよ!
なぜってやっぱり本当にきちんとちゃんと立派に美しい女性の
言うことっていうのは国や時空を越えて説得力があるなあという、
きらきらつやつやの十和子マジックにやられっぱなしで。
案外前の本だけど今でも全然参考になることがキチっと書かれていた。
えらそうなこと書いたり言ったりしてるけど実際行動とか
ビジュアル大して伴ってないじゃん、、
という人はあれなんだけど
純粋に努力をおしまず前向きな美女はやっぱ好きだし尊敬できる。
十和子フォーエバーということで♥
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