今更写真を見直しても
インドはやっぱりすこぶる魅惑的。
どこもかしこも目と頭に焼き付けておきたい
シーンがあふれていて、我乍ら
ありえないくらい撮った大量の写真が
そのことをよく物語っているとおもう。
想像していた以上にエキゾチックで美しく
とても近寄りがたくてドキドキする国だった。
そして同時に、少なくとも私とダンナにとって
だいぶスタミナを要する土地だったので今後の人生
そう何度も気軽に足を運べるところではないのも確か。
だからこそ今年思い切って行けてよかったとおもう。
ある特殊なおもいきりがないとここには来れない。
インドのこと、行く前も、居る間も、フランスに帰ったあとも
しょっちゅう考えた。それで辿り着いた結論は、
とても惚れてるけど、最後までプラトニックな関係
を貫いたというか、
どんなに恋をしてても
一生結ばれることがないという
確信に満ちた恋愛というか、、
インドという相手には、どこか越えられない
壁がありつづける。
いろんな意味でハードルが高いのだ。
どんなに好きでも、
縮まない距離のありすぎるその人との未来は
絶対見えないから、
「恋をした」という感情だけをひっそり胸の奥に秘めて
しかるべきタイムリミットが来たら自分のあるべき人生に戻り
彼(インド)とは別々の道を生きていこうって心に決める、、
それがインドという男に抱いた感情だったと今にしておもう。
インドという男はこれからも
夢であり憧れであり続けるけど、
私の一部になりえることはない。
人間に恋するのも
国に恋するのも似たようなものだな、
って今回の旅であらためて実感。
それにしてもインドとの恋は成就しないけど、
なんやかんや現実的に
一生一緒にいるならダンナが一番。
日々の生活は、
憧れやイメージよりもひたすら快適・通気性重視。
インドにいようと世界中どこにいようと最後に
辿り着く人生の回答はいつだってそれなんだわ。
我が家の天然ティーシャツ・ショーパン、
いつまでもフォーエヴァー。
次回待望の(!)いよいよインド最終回乞うご期待!
