私にとって、日本に帰ることの
喜びのひとつがズバリ
「歯医者さんへ行くこと」
だったりするわけで、もちろん
帰国のたびに歯医者さんへと
足しげく通うという記述は以前にも
したためたことがある。
そしてもちろん2週間前にも
日本の歯医者さんへ行き、丁寧に
しっかりクリーニング、点検をして
いただき今回もなんの問題もなく
安堵と幸福の気分に包まれていた・・・
が!
うららかな春のフランス国に帰宅して、
ある朝ダンナと平和に久々の
フランスパンやチーズで
おいしい朝食をいただいていたら
とつぜん事件は起きた、、
なんとなんの前触れもなく
下の前歯がザラつきはじめた、、
まさか?
最初はなにかの間違いで歯に
なんらかの鋭利な物質(パンの破片とか)が
はさまって表面ガジガジなってんだよね
そうにちがいない、
と舌でさわりながら必死で信じたかった、
けど、
よくよく手で触ってみたら
鋭利なのは物質でなく私の下前歯が
欠けてガジガジになっていたのだ。
以前から歯の表面のエナメル質の
薄さは多少気になってはいたけど
まさか突然欠落するとは・・
しかも石のように固いせんべえか
オコゲをかじっていたならわかるけど
いつも食べてるパンであるよ!
P A N!
あからさまに大騒ぎはしないけど、
内心はものすごい想像を絶するショック、、
しかもよりによってその欠けた歯を
勢いで飲み込んだっぽい・・・
自分で自分の歯を食・・・ウヘエ!
悲しみに満ちた事件の流れを
母にメールしたら
「カルシウムとれてよかったじゃん」
って、そんなぁ!(←放任主義型製造元)
衝撃で立ち直りづらい日であったが
幸いにもダンナが事件の翌々日に
偶然フランスの歯医者さんを予約していた、、
(ほんきで偶然!)
フランスの医療機関は本来予約をしていないと
見てもらえない掟なんだけど強行手段でダンナに
ついていき症状訴えたらムッシュー歯医者さんが
快く無料で応急措置的ポリッシュを行ってくださった・・
フランスではなんとなく歯医者にはいかない、
(日本ほど丁寧にみてくれないらしいから)
と思っていたのだがまさかの緊急初体験、
場所によるとはおもうけどどとりあえず
口をゆすぐ水とコップがおいていない、、
よってポリッシュしてもらえてありがたいけど
削った後のジャリジャリの歯の粉が口内に
残る・・ここでもまたやっぱり自分の歯粉を
ぐっと飲み込み作り笑顔で歯医者氏に
礼を述べ爽やかに辞去したのであった。
ちなみに歯医者氏いわく
「全っ然、大したことないよ☆」とのこと、
自分的には大事件なんだけど・・
フランスの暮らしってやっぱり
ちょっとワイルド&最近カルシウムとりすぎ 😯
When in Rome, do as the Romans do
