意外と思われる方も多いであろうが
私とダンナは日ごろから
フランスより日本のほうがよっぽど
食べ物がおいしいと思っている。
なおかつ、
東京よりも地方、とりわけ大阪のほうがさらに
おいしい食べ物屋が多いんじゃないかって
思っている。
東京あたりの外食は妙な言い方だけど
なんとなく場合によっては「義務」っぽいかんじも
ややあったりもしどちらかといえば実家で母の手料理
食べている方がよっぽど安心ホッコリなんだけど、
なんというか
大阪の食は「心からひとなつっこくて楽しい」
かんじで、われわれ的に食べ物に対してすごく
テンションあがる街なのである。それで行くたびに
ダンナと色々開拓しようってなって張り切って
おもしろそうな店を探してみる。ある晩うかがった
天満にあるこのお店は、、、ヤバカッタ、、、 😯
こちら
大衆肉食堂 源兵衛
は、むちゃくちゃおいしい巨大な塊肉のステーキが
食べれるお店です。前々からダンナが通りかかるたび
気になっていたんだけど一人では勇気が出ず入れて
なかったらしい。
この日初心者の我々、一瞬カウンター席で
オヨオヨ目が泳いじゃったりしていましたが、
まずはお店の方のアドバイスに従い好みの分量の
好みのビジュアル質感のお肉を目の前のプレートから
真剣に選びます。
選び取ったその瞬間から店長の祐介さま、
通称「みるく」が愛と誠意をこめて
じっくり丹念に時間をかけて
私たちのお肉に焼きをいれてくださる。?
このお店、結構メニュー多くて居酒屋感覚で
軽くつまめそうなおいしそうなものがたくさん
あるんだけど、我々はメインの前にちょっとつまむと
すぐお腹いっぱいになってしまうので本命塊肉前に
へたに胃が満ちるのがいやでひたすらビヤと
お通しだけで本命の登場を待ち続けた。
焼けるまでそこそこ長時間待つんで
ナゾの外人とナゾのその連れの女の視線をビリビリ
浴びていたカウンター越しの「みるく」や同僚の
の兄さんに心配とプレッシャーをかけていたかも
しれないけれどここは勇気をもって空腹抱えて
待つ甲斐ありすぎるだって
焼きあがって出てきた塊肉はもう、
感無量な芸術肉!
美しく焼き目がはいったゴージャスなこの肉の塊、、✨✨✨
食べるのもったいなくらい。
いちど写真を撮らせてくれたあと
食べやすいように丁寧に切り分けてくださるその
まごころ。。。
お好みで西洋わさびやお塩をつけていただく
普段食事のときもだらだらおしゃべりしてる我々だけど、
感動的においしく誇り高いこの肉を
いただくときはおもわず二人して無言になりました。
まるで冷え切って会話のないカップルかのように・・?
でも無言になるほどショックだったということよいい意味で。
尊い命をこんなにおいしく仕上げてくれて、、
私は普段そこまで肉を食べれない方だけど
これは本当に気持ちよく体に染み込む
素晴らしいお肉料理であったよ!
ダンナとあまりにも感激しすぎてその晩も
次の日も、そのまた次の日もずっとこの
お肉のこと語り合ってミュージカル映画みたいに
歌って踊りだしそうなくらいごきげんテンションな日々だった。
最高に幸せな気持ちになるお料理との出会い、
また再訪できる日を心待ちにしています!! ?? 😀
