馬車をみると私がつい連想してしまう
ものっていえば
カトリーヌ・ドヌーヴが貞淑エロティックな
人妻を演じているルイス・ブニュエル監督の
映画「昼顔」
自分的に「昼顔」の内容は特に重要じゃなく、
なんやら不気味に白昼夢幻想的にシャンシャン
鳴り響く馬車の音(だった気がする)とドヌーヴが
いくらやらしそうなことしてもなぜだかぜんっぜん
やらしくならず、そしてただただひたすら
お人形さんのように美しい+サンローランの衣装が
ファッショナブルすぎる、(いい意味☆)
ってのだけが強烈に印象的な作品。
さてさて、馬車をしょっちゅう目撃したのは
南イタリア、シチリアの首都パレルモ。
2日前にふとひらめいて今日は本当は朝から
ダンナと未知のヨーロッパ圏内小旅行などに旅立とうと
思っていたが体調不良により急きょキャンセル、、 🙁
というわけで静養しながら気晴らしに過去写真を
いろいろ見直し中である。
外国の建物や家を見て歩いたりなんという
ことない生活臭漂うローカルな道を歩くのが
好きなのですがパレルモという町はそういう意味で
すごく散歩し甲斐がある。アパルトマンなどは
わりと古びていてへたするとボロそうだが逆に
そこが味わい深く、洗濯物や布団外干し文化も
フランスにはないのでおもしろい???
ところでシチリア、ちゃんと食事もいいけど
われわれはどちらかといえばいろんなものを
ちょいちょい軽く食べるのが好きで今回
ストリートフードが気に入っていたのですが、
ダンナと偶然食べて結構感動したのは
クールなかんじのシチリア兄さんが素早い手つきで
ささっと作り上げるおいしいサンドイッチです。
コロッケ的揚げ物や好みで他にもイカやフィッシュ
のフライなど大胆にはさめるもよう。市場に出店
しているので散歩がてら歩けば必ずみつかるはず。
それからこれもシチリアでひょっへーー!となった
ストリートフード、ブリオッシュ(パン)にアイスクリーム
挟んで豪快に食べるイタリア名物
ブリオッシュ・コン・ジェラート!シチリアだけ?
とおもったらイタリア好き兄いわくわりとどこでもあるとか。
フランスじゃそうでもないのにイタリアはピスタチオ味の
ものがとにかくおいしくて惚れる!!!
パレルモ市内で評判のアイス屋さん?
ゆっとくが量がハンパないので
2種類とか食べると腹冷えすぎてごろごろなる☆
Al Gelatone
都心の方にはザラもあり、
いろんなブティックちょろちょろみたけど
食べ物は安いものの物の物価自体は
フランスとそこまで変わらないかな。(ZARAも)
ここはたまたま入ったデパート屋上からの
眺め。高すぎるところは恐怖症だけど
このくらいの高さから都市や人間界を眺めるのは
ヴィム・ヴェンダースの「ベルリン・天使の詩」
のエンジェル風できもちがいい♥
