子ども心に、ニュースなどで
何度も繰り返される映像をみて
いまどき銃殺刑とはまたなんだか
すごく残酷というか野蛮というか、
(ヨーロッパのわりに)ずいぶんと
原始的な殺し方をするものだなあ
と思ったのが1989年12月25日に
行われたルーマニアの独裁者
ニコラエ・チャウシェスクと
エレナ夫妻の公開処刑。
そして、あの衝撃から何十年かのち、、
チャウシェスクの処刑地に
来ることができるとはおもわなんだ。
ドラキュラこと、ヴラド・ツェペシュ居城目当てで
やってきたここ
トゥルゴヴィシュテ
はチャウシェスクの裁判、銃殺が行われた地でもある。
かなり歴史ある古い都市のようですが、
トゥルゴヴィシュテのシンボルとなっている
キンディア塔
はドラキュラのモデル、
ヴラド・ツェペシュの時代(15世紀)に建設されたそう。
キンディア塔、廃墟チックな宮殿跡、教会、
ちょっとした博物館などが観光向けに公開されています。
こちら、
それといってたいした
規模でないとってつけたような博物館
うってかわって、
繊細ながらダイナミックでまるごと
ロマンチックな芸術といった趣の
Princely Church
ここの教会の壁画は素晴らしく
荘厳で美しくうっとりしてしまいます。
正教会系の壁画が個人的に好きみたい♥
ちなみに宮殿跡地の裏は
もうなんかおもいっきり代々木公園並に
ピースフルな市民の憩いの場的スポットで、
休日だったためかもーーーのすごく人が多かった。
人をいれないように写真撮るので四苦八苦したほどよ。
オープンカフェなどもたくさんあるのだけど
ヴラドの顔が看板になっていたりと、世界的メジャーな
彼はここルーマニアではかなりのアイドル。日本でいったら、
「(織田)信長くんランド」みたいなかんじだろうか。
でも同時に、残虐非道な「串刺し公」として名を馳せたヴラドが、
家臣や敵のトルコ兵を串刺しまくったのもこのあたり、、のはず。
なので霊的にヤバイのじゃないかと、、
事前にかなりドキドキはしていたのだけれども
私、直感は鋭いけど、霊感は別にない。というわけで
なんだかお天気もいいし、緑もたっぷりで
なかなかに平和にのんびりゆったりエンジョイしてしまった。
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