子どもの頃からなにかと耳にする日本の昔話、
「雪女」や「耳なし芳一」の元ネタは
小泉八雲の「怪談」という怪奇文学作品集であるらしい。
と、いうのはOK、その名前は
確か学校で習うか父から聞くかで一般教養として知る。
しかしながら、小泉八雲がおもいっきりまさかの
外国人だと意識するのはわりかし青春の
あとのほうだったようにおもう。
ある日写真みたら、
え!うっそ、外人!て驚いた。
そう、彼の本名はラフカディオ・ハーン。これまた
えらくエキゾチックでロマンチックな響きの名だ、芸名か?
と訝った記憶がある。そこでわかったのは、八雲は
お父さんがアイルランド人、お母さんがギリシャ人だという。
なるほどギリシャ系の名前といわれら納得。
風貌もやや南欧寄りでいわゆる典型的イギリス島顔
じゃないのはそういうわけなのねフムフム、と、
一時自分の中でその存在はやる。
それからさらに数年後のある日、、
フランツ・フェルディナンド
というグラスゴーのバンドが一時期気になった。
ボーカルのアレックスがイギリスとギリシャの混血
だと知り、なんとなくラフカディオ・ハーンを思い出した。
そんなわけでアイリッシュグリークの八雲に
話をもどすけども、
1890年に日本とあらゆる意味で真反対の文化の地
アイルランドで生まれ育った外国人がよくまあ
日本にやってきて、住み着いて帰化して
日本の民俗昔話や幽霊伝説研究とかしたものだな、
根性あってスゴイなと感心する。
2016年に外国人が日本住むのとワケがちがうのでさ!
それでアイルランドのケルティックな自然を見て育った人からしたら
日本の自然はどういうふうに映っただろうか?ちょっとおどろおどろ
しかったりしたのかな?とか思うわけだけど、日本育ち、
フランス暮らしの私からみるアイルランドの自然は
かなり緑、ディープ。でも日本の、一種鬱蒼としたかんじとも、
南国のジャングルとも、アメリカ大陸(特に西)の乾ききったかんじとも
またちがう、ケルト伝説の妖精が確かにリアル住んでそうな
ものすごく爽やかな風通しよき緑。フランスでいうなら、
ブルターニュ、ノルマンディーにかなりちかい色味
妖精もりだくさん(多忙なりける出張トロちゃん)
写真は、先日ご紹介した
ウィックロー州エニスケリー、庭園のある
お屋敷パワーズコート
から数キロのところにある「パワーズコートの滝」。
アイルランドで一番高い滝らしい!
入場料はひとり6€、お弁当もってピクニックがてら
一日いたりもできそうな広さです。
しかしながらお弁当のない我々は、、
ここの近くの小町でブレックファースト
Poppies Cafe
ダンナはスタンダードな朝食プレート
私はパンケーキ。
アメリカで我々がいつもいただくような
ブレックファーストやブランチに比べたら
相当地味である。。。けどパンケーキ
質素なわりにおいしかった
朝飯セットをペロリ食べたダンナ、
いまいち足りないとつぶやきお菓子をさらに完食
ところでカフェでたとこ、下の写真真ん中へんの、
空中に浮かぶ黒い点が拡大してみるとなんとなく
UFOっぽいのでダンナに
「未確認飛行物体撮れたんだけど!!」✋✋✋と
何度も主張したがそのたびにっこり微笑み軽く流される。☻
絶対アイルランド上空UFOだと私はおもうんだけど、
こういう時のダンナの反応しなさっぷりときたら、、
とりあえず怪奇現象とか未確認ネタ興味ないもよう
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