そりゃあ確かに日々、日本にいては
経験できないであろう素晴らしいこと、
おもしろおかしいことが目白押しの生活を
送ってはいるしどちらかといえば運もいいほうだ。
でも、元来根性なく、全然打たれ強くないだけに、
ひとたびフランスで立て続けに
「なんかヤダ・・・」
という出来事が起こると途端にだいぶへこむ。
それがダンナ不在中であったり、
少し体調崩し気味のときだったりしたらもう、、
無理かも、
あたしこの国全然向いてないんじゃない??
となって、ガックリどーーーーーーーーーーんと激しく
気落ち。。 🙁
フランス生活はバラ色ばかりではない。
これはしかしきっとどこの国にいても同じだろうけれど、
そういうときどうやって立ち直るかといえば、
やっぱり心許せる友達に会って話すなり、
ちょい愚痴るなり、ひととおり吐き出させてもらうのが
今のところ一番効果ある。
ねえリッスン!昨日こんなやなヤツに遭遇した、
こんな目にあったんだようようよう!
って話してるうちに、だんだん和んで
あれ、まあいっか?って通常のちゃらくて
ファンキーでイノセントな自分に戻れるし、
気づいたら友達の最新愚痴ネタのほうが
むしろ聞きごたえあったりして
「そうなの??えーまじでー??」とか
コメントしたりしているうちにパーフェクトリカバー。
最後の方はもうふたりでそんなことよりさ、、と
デパートで今年のブーツ選びに燃えすぎて完全燃焼し
帰りのメトロの中で、よくよくおもえばちっさい事に
悩んでいたものだ、私という他人を悩ませる人間の方が
憐れにちがいないし私生活も不幸なのだろうし、さするに
もしかしてこれって私の人間としての器を広げるために
さらなる成長機会をくれた的ウザいけどありがたき存在
なのかもしれないよね?
といった神対応BYマイセルフ気分がみなぎりもする。
でもだからってこういう不愉快な事、毎日毎日あったら
鬱々とパリ症候群にも、必要以上に性格きついピリピリした
海外在住長い怖い日本人にもなるだろう。
自分が今のところそうならないでいられるのはすべて
周りの人のサポートのおかげにほかならない。だから
自分も彼らの幸福とか元気を支えるのが使命だと思う。
人生とは、学びである。(江原啓之風)キラーン
今日の写真はノルマンディーの
ラ・シャペル・モンリジョンLa Chapelle-Montligeon
という町にあるとびきり美しい大聖堂
Basilique Notre-Dame de Montligeon ノートル・ダム・ド・モンリジョン。
このあたり、ダンナのお父さんが若いときちょっと住んだことがある
らしく見物に来てみました。フランスの教会では誰かの
幸せとか健康を祈る時にこのようなロウソクを灯します。
日本でいうお線香的な?
ひとつ1ユーロ。
最近体調心配な親族のためにお祈りしながら
突き抜けた爽やかさと
同時に清々しい威厳のある大聖堂も、
フランスの北のほう(正確には北西部かな)
の雰囲気もやっぱり大好き!
話変わって、
「これは少しお子様向きのアニメで、
でも嫌いじゃないんだな、
運命の人と紆余曲折の末に結ばれる、って設定♡」
(原文まま)と、母から報告があったのは
現在日本でものすんごい人気映画らしい
新海誠監督の青春ファンタジーアニメ
「君の名は。」
フランスにいるので映画はすぐ見れないけど
こないだ小説を日本から送ってくれたので読んでみたとこ。
サクーーっとすぐ読める本、
ちょっと脚本ぽいかんじ?
それにしても、
十代の若者の恋、、
しかもアニメ、、、
わたしにはちっとあまずっぱすぎのような、、
まあいいや今度機会あったら映画版チェックしよう
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