うっかり大人気の本を映画化してみたら、
原作と映像のイメージが違いすぎて苦情殺到!
というのはよく小説ベースの映画化なんかで
問題になるポイントなのだろうけど、
「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」(1994)のトム・クルーズ
の素敵っぷりときたらもうダントツ原作以上なんじゃないの??
と、映画版しか知らない私は公開当初から確信している。
この作品の原作者であるアン・ライスは映像化にあたり
主人公の退廃吸血鬼レスタトをよりによって
トム・クルーズが演じるというので最初猛反対したのだが、
(今はもうあんまり見ないジュリアン・サンズが初期キャスティング予定だったと)
後々出来上がってきたトムの仕上がり映像見て
大絶賛に鞍替えしたというのは有名な話、それくらい、
トムが毎度おなじみのアメリカン爽やか健康兄さん的トム節、
トム・オーラ帳消しで挑んでて破格にすばらしくすばらしくすばらしい!
ヨーロッパ貴族的な耽美オーラを終始皮膚、毛穴から
ブシャブシャ放っていてほんと最高。トムが歩いた跡には
いちいち薔薇が咲く、、くらいに。
それだけに過去に何度も見てるけど2016年、ふたたび、
今度はダンナをつきあわせて久しぶりに再見してみた。
(20年以上前の映画ってしんじられん 😯 )
やっぱりトムがなによりステキ!隣のブラピもがんばってるけど、
トムにはまったくかなわない。
意外なほどブロンドヘアはまるトム、いつもは巻きのはいった
髪の毛リボンで結んでるけどだらーっと垂らすとシャンプー後の
うちの母にもかぶる(ダンナと笑う)艶っぽいトム、
ちょっとだいぶ性格ねじまがりながらもなにかと雅なトム、
男子ながらも中性的な色気たっぷり美しいトム、享楽的で
自分勝手で俺様王子様にしか見えない何しても華麗なトム、
我々、まだニューオーリンズに行ったことないのが
個人的に残念だ。
それにしてもなんでこんなにこの映画好みかなー??と
よくよく観察してると、まず、テーマは徹底的「美」。そしてなんとなく
どっぷり少女漫画チックな世界観なのである。舞台も設定も、
登場人物も、ドレスやら邸宅のインテリアやら、、なにもかも。
不思議なことにヴァンパイアというのは常に優雅でなくちゃならない。
(※狼男とかミイラとか河童はそうでもないでしょ)
だから基本お金に困らない、労働しない、という設定ゆえ
どっから出てんのその富?てか、家賃?旅費?豪遊費?
(血しかいらないので食費は0円)
とか突っ込みどころ満載だけど、絶対貧窮していない、いつも贅沢で気高く、
ワイグランスより重いもの持たない、支出の計算しない、
生活感ない、ブラウスの袖ひらっひら、そういうのもすごく好きね♡
おもしろかったのはトムが出てくるシーンは毎回ベルばらのオスカル登場?
くらいのノリでチャララーン♪みたいな王子的BGMが流れる、のと、彼の好物は
「純粋(※貴族だと尚良い)のフランス系の血」らしいこと。
ここでまたダンナと笑う。 😆
んで、現在の予定としては映画120分以内で絶対堀りさげきれてない
とこいっぱいあるだろうな、と気づいたので今度日本いくとき
アン・ライスの原作本を入手して改めて読もうとおもってる。
できたらこういう本は旅先のビーチなんかで読みたいけど、
まあもう年内ビーチは行かないかな。チーン
さて、いつかもうフランス撤退、
ってなってこの国を離れる前に
いろんな場所を訪れて、いろんな風景を
記憶にとどめておかなくちゃとよく考える。
ブルターニュの夏は毎年紫陽花が素晴らしく
鮮やかに美しく咲き誇るのだけど、
ノルマンディーもなかなかのものなのだ。❀❀❀
ラブリーすぎるカラフルな紫陽花に
心底参ったのはバス=ノルマンディー、オルヌ県
にある「フランスの最も美しい村」のひとつ
Saint-Céneri-le-Gérei (サン・セヌリ・ル・ジェレ)。
フランスには「フランスの最も美しい村」と呼ばれる、
というか認定されている村が各地にあるので、
旅行の時はそういった村を目指してちょっとドライブ、
なども国内旅行の楽しみのひとつ
丘の上に佇む教会の内部は、
独特の色彩とちょっとすると
子供の描いた絵?みたいな柔らかい
雰囲気のジーザスがステキ☆
Église de Saint-Céneri-le-Gérei
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