はるか昔、マヨルカ島はフェニキア人、
ギリシア人が拠点を築き、ローマ人による
繁栄の時代を迎え、そこでキリスト教化し、
534年には東ローマ帝国の統治に突入、
その後一時的にイスラム教徒の支配下にあったりもした。
というわけで小さい島のわりにはヴァラエティに富んだ
豊穣なる文化のもとに花開いた土地のようである。???
ある朝起きて、白ロバのディーバ(勝手に名付けた)
にOHAYOの挨拶をし、
マヨルカ島の歴史的建造物をチェックしたい!
とダンナに希望をだして連れて行ってもらったのは
14世紀に建てられたという
古城ベルベル城
Bellver Castle
牢獄として使われたこともあるという
お城自体はシンプルなのだけど、
スッキリした空間にちょっとした博物館が
常設されていて、そこでローマ時代、
イスラム時代の古い芸術品などを
ちょこちょこ鑑賞できるのがとても楽しい!
ルーヴルみたいに、でっかすぎるともう集中力
切れてダメなんだけど、想定外のおもわぬところで
ちょっとだけ歴史芸術に触れるのが趣味であるのだ✌
子供の時よく真剣に考えていたことのひとつは、
どうにかしてメドゥーサの目をみない方法を
編み出すこと、(=石にならないために)
とかだったりしたんでこういう像見るといまだに
感動してしまう。(ヴェルサーチのマークにさえも、よ)
見ているだけでサンダル欲しい欲が
わきあがる、、なんてキュートなサンダル!
昔のひとって実はかなりオシャレ
くりっくりの天然パーマの古代ローマ人?
を眺めながら
「まあ、僕みたいなもんですよフフフ」(※ダンナも天パー)
と、とくいげなダンナ
結構ないきおいでつっこみどころ満載な顔した
被り物が展示してあったのでダンナに
「これどうしちゃったんだろうね??」と
言ったら
「・・たぶん神様を見てびっくりしちゃった時の人の顔ですね」
と即答。
えーなにそれ??ほんとか???よくわからないけど
基本的に美術、博物にほぼ興味のないダンナの
反応はたまに結構おもしろい。
高台にありパルマを一望できるロケーション、
古代の砂岩でできたゴシック様式、
美しい円形のベルベル城、
並んで私にとってはマヨルカ島に来たら
必見お気に入りの場所となりましたぞ!???
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