アフリカ・ナミビア旅行、
始まって早々、念願のチーターにも会えたし、
激カワのミーアキャット達とも
時間を過ごせたし、いいかんじ♡
ってわけで、願望も実現したことだし
あたしそろそろパリ帰ろうかな??
と、何度思ったことだろう。
しかしながら
そうは問屋が卸してくれない、
実際この旅はとにかく長く、
まだまだ先は満載なのである。。
今日はひとまずカラハリ砂漠滞在マトメ
ということで
宿泊していたホテルについて。
まず、首都ウィントフックから
カラハリ砂漠までは車で約3時間くらい。
ナミビアのあたりは
「ホテル」というより民家などを改装、増築
して作られているゲストハウスや、キャンプ、
いわゆる広大な土地にポツンとあるロッジと
呼ばれるスタイルの宿泊施設が多い。
カラハリで滞在していたのは
Bagatelle Kalahari Game Ranch
ロビー周辺見回すと、
以前南アフリカのクルーガーで
宿泊した
インバリ・サファリ・ロッジ
と似た雰囲気のいかにもアフリカらしいロッジ。
ところが、第一印象
「いいんじゃない?いいかんじ。」
と、思い、部屋に案内してもらった矢先、
全然いいかんじじゃない事件発生!( ゚Д゚)
やっぱあ、ここはアフリカだった、、
トラブルの宝庫でもあろうことは予想していた。が。。
初っ端からぶっ放してくれるか。
「一見悪くない」かんじの我らが案内されし
こざっぱりした部屋の壁や天井にはじっくり見ると、
ありえないほど大量の蚊が密集していた。
私は以前、フランス、バカ・シャモニーにて
虫関連で人生最大のトラウマと呼べる事件の
大被害者となった過去があり虫被害だけは
許さない主義と化しており、ダンナも
それはもう痛いほどに重々承知、
そしてこの蚊の密度は、
どこから、どうみても異常である。
仕事でアフリカ各地滞在経験多々ありのダンナですら
今までこんな大量の蚊にお目にかかったことがない!
というレベル、しかもなぜだか外にはほぼいなくて、
室内限定の蚊の山。
なにか、ここらの敷地の水関連根本的下部構造の機能で
マズイことが起きて異常発生しているとしかおもえない、、
しかし案内係の女性に「蚊が多すぎる」と伝えたら
悠長に
「まあ、そのためにコレがあるのよ」
と部屋の隅に置かれた殺虫スプレーを指さす・・・
どーー!!っっっ
心の中でおもわずホーマー・シンプソン的
叫び声をあげながらのけぞったね。。
どう見ても殺虫剤で対応できる状況じゃないぜ、、
それでも一応ふりかけてみたけど、もう、自分の方が
毒降り注がれすぎてヤラれる。。グォフォグオフォ
その後ダンナが延々苦情を訴え、満室予定だから
変更出来ないと渋られまくりの中さんざん交渉し、
一応無理やり部屋を変えてもらったのだ、
(たぶんダウン・グレードになったと思うがどうでもいい)
が、、
一見大丈夫そうに見えた次なる部屋にも結構いたのだYO!
蚊
しかもなぜか、夜になるとわざわざベッドについている
蚊帳の中にどんどん湧き上がってくる仕組み。。
ちょっとー!
一体どっから出てきてるのよーー!!??
最初はパニックめで弱弱しかった我々だが、
もう、途中から熱血アタックナンバー1、
延々闘い続ける間、しまいには
ゴルゴ13並の敏腕スナイパーと化し
二人して燃え滾る闘志と技術向上。
「ぜっっってえ負けねえ!」
もう意地、互いに掛け声をかけあいながら、奴らを
必ずや根絶やしにする、という壮大な計画を一晩で
やり遂げたのであった。最後は抱擁とか握手とかして
ねぎらいあったme&danna。。
そりゃもうまたしても絆が深まってしまったよね。
それにしてもこんなに蚊を退治したのは
生まれて初だったな、、
しかし、不思議なことにナミビアの蚊はそんなに
「刺す」という感じではない。ブワーーンと耳元で
うるさいのがいやなので成敗したが一か所も刺されなかった。
ダンナは一個だけ刺されていたが痒み大して持続せず、
(※ナミビアは幸いマラリア地域ではない)
たぶん一番厄介なのは日本の蚊だよね。。としみじみ語らった。
(日本の蚊、まじ強いと思う)
あとは、本来、通常こんなに蚊は存在しないはずなのだ。
部屋の外、ナミビアの他の場所でもほとんど遭遇しなかったので。
それだけに件のホテル、バガテル・ゲーム・ランチはこれを
異常発生させる何らかの問題を抱えていると推測される。
しかし従業員の対応は極めてゆるく、適当であり、
まじめに話ができそうなしかるべき白人マネージャーの
ような人も存在せず、もし仮にいたとしてもその人物に
話が上がることは永遠になさそうで、明るく呑気な
アフリカン従業員らに「そんなちっさいこと気にしないでさ~」
という程度に流されていたので全然納得いっていない。
そして今後も、もしかしたらきっとほとんどの客が
まあここはアフリカだし、、大自然だし、、と
大目に見る、または気にしない、または全然気にならない、
ということでこの事実は永久に封印される可能性もある。
しかし個人的には、そこそこの宿泊料を取るプロとして
この対応は失格であると断言できよう。
なんなら料金の何割か返金してほしいくらいだったが
とにかくそういう事務的な話が通じる雰囲気が皆無だった。
付け加えると、トリップアドバイザーやブッキングドットコムの
レビューや星の数が必ずアテになるということはない。
結局は自分の目で実際に見るまで判断できないものだ。
と、まあ蚊事件が衝撃すぎて悪印象だが、
その他の点において従業員たちはフレンドリーで
基本的に皆人懐っこくて感じが良い。
(クレーム概念が通じないけど)
食事は朝ご飯がビュッフェ、ディナーはちょっとした
コース(+ビュッフェ)で、毎晩なんらかの
ゲーム肉(ジビエ)のお料理が出てくる。
デザートは砂糖の量の常識がちょっと違うな、
というほど甘すぎて完食は不可能。
このロッジで一番の癒しでお気に入りだったのは、
私がゴハン食べたりお茶してると、椅子に上がって
ちょこんと寄り添ってくれるカラハリ猫。ビジュアルが
好みドツボだし、性格もかわいらしくほんとうに大好き。
動物も人も圧倒的好みのビジュアルってあるんだわ
ここでは偶然、チャーミングなフランス人老夫婦にもお会いした。
ナミビアはドイツ人&ドイツ語率がおそろしく高いので
珍しくフランス語スピーカーを愛おしく思ったな笑
皆が眺めているこの不思議な形の木は
シャカイハタオリSociable weaver
という面白い名前の鳥が形成するコロニー。
ナミビア各地で頻繁に見れる。
去年のケープタウン以来、ダチョウにも
ちょくちょく会えた♡
ダチョウの卵の殻はお土産として
よく売られている。
応援クリックしていただけるとありがたい!!↓↓↓