ナミビア滞在、
今回は車で国内横断して周ろうという
なかなかに壮大なる計画。
首都のウィントフックを起点に
毎日かなりハードな移動が開始、
私は身分証のためだけにしか免許を
所持していない女、というわけで
一切運転なるものはしないのでひたすら
ひとりで連日何時間も運転しているダンナが
いいかげんやつれてきた。
しかしアフリカの空は青く澄み渡り実にいいかんじ!
さて、旅といえば私にとって
ザ・読書の日々!
自宅ではヤボ用多すぎでじっくり読めない、し、
あまりにイケイケな土地でもゆったり本を読む暇は
なかなかとれない、けども本気で夜などなーーーーーんも
することないな☆という国は読書にうってつけなのだ。
前から楽しみにしていたのは、
日本の母から送られし、毎度おなじみ
フランスの作家ピエール・ルメートルによる、
新作(翻訳と出版の順番が日本とフランスはちがうみたい)
「傷だらけのカミーユ」
を読むこと。
ルメートル作品はいままで
「悲しみのイレーヌ」
「死のドレスを花婿に」
など読んできているけど、どれも
よくできていて、おっかない残酷描写も多いものの
それ以上に次の展開が気になってしかたない
ストーリーやら伏線の張りめぐらせテクニックが
最高で「ううーん!」と唸らせられてしまう。
だから旅のお供にとにかくもってこい。
今回のは母から
「すごく、イタイ話なのよ~イタくてイタくて、
イタイのよおおおお~」と念押しされていたけど、
もう、ページ開いた途端
「イタタタッタタタッタ、こりゃあ痛いわ」ってなる。
そして最後が気になってしかたないから毎晩
就寝前の読書がとてつもなく楽しみになるという
素晴らしい一冊でした。オススメなり
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