普段、そこらへんの道を歩いていて
偶然に散歩中の猫やら、犬に遭遇するだけで
「をうをう!動物さんっひゃっほー!!」
とうれしくなる。そのくらい動物というものは
見るだけで得した気分になる存在なわけなのだが、
アフリカ大陸南部、ナミビアはそのあたりもう
スケール大きく惜しみなくてよい
毎日毎日野生動物祭りの連続である。
ちょっと目を凝らすと、必ずどこかに動物が
うろうろしていて、彼らの姿をみかけるたびに
ワーーーオ♡♡♡とひとしきり惚れ惚れ。
実際、この国は、人口よりも動物の数の方が
よほど上回るだろう。そんな国がまだ地球に
あることが頼もしいし、ありがたい。
ナミビアにおける、私とダンナの口癖は
「こんなにも人間に会わないって清々しいね??」
それぐらい、本当に人がいない。
まあとはいえ、観光的に抜群の人気を誇る
場所にはそれなりに観光客が満載なわけであるが、、
今回のナミビアで一番「混雑感」を
感じたのは世界遺産だし、ぶっちぎり人気の
ナミブ砂漠とナウクルフト山にまたがる国立公園
ナミブ=ナウクルフト国立公園
この国立公園で見られる砂漠は
もはや究極の芸術の領域、
ナミビアはこのようにどこもかしこも
神様、宇宙人、または謎の巨人?が
お作りになられたんじゃないの??
というような神秘的な場所で満ち溢れている。。
いうなれば国土9割パワースポットみたいな?
で、パワースポットなのは嬉しいけど、
不便な時もままあって、この旅行で一番
私が不機嫌になったのは此度の伝説、
砂漠キャンプその名も
デザートキャンプ(Desert Camp)
基本的に宿に関してはちゃんとした屋根と
インフラ設備の整った文明的なところを希望していたのだが、、
砂漠にポツネンとある小屋、、ここに2泊・・・
オーガナイザーダンナいわく、さすがに
人気観光スポットであるだけに、このエリアに関しては
いわゆる「文明的でいいホテル」はすべて満室で
ここしかとれなかったとのことで、、
生まれて初めてやたらと野生的な野営キャンプ風
なところに宿泊。お湯は期待以上に出て、
トイレもちゃんとある、が、しかし!夕方5時過ぎて
日が暮れた途端もう真っ暗闇。テント内は飾り程度の
小さなライトがある程度で風呂場、トイレにいたっては
何も見えない、、ついでに基本的に朝はスーパー早起き、
とにかく日のあるうちしか活動できないナミビアで
私は夜6時にはベッドに入るのが習慣であった。
そしてここで事件が起きる。何時間にも及ぶドライブで
すでにクタクタでもうベッド入りたいなと思っていたら、
何をおもったのかダンナが夕方くらいから「気分的に」、
キャンプ付属のバーベキュー器械で「イモ」を
焼きたいと言い出し、、これがしかも全然
燃えない木くずみたいので焼き始めたものだから
ただのイモごときを焼くだけ2時間ちかくかかり、、
そもそもバーベキュー慣れてないし、自宅でさえ
やったことないというのに・・疲労ゲソマックス
途中から、暗闇だしもう眠いしというので
ややキレ気味の私に必死にあらがい
「支えてください」
とだけ言い放ち
ひとり黙々孤独にイモを焼き続ける
フランス人男性なのであった、、
この場では意地になっていた本人だが、後日
頬を赤く染めながら間違いを認め、もうバーベキューは
人様の家でしかやっていただかない、私を金輪際あまりにも
野性的な宿には泊めない、と改めて学習をしたとのこと。
夫婦とは、日々成長をつづける一対の魂なのです。
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