むせかえるような感動的威厳
溢れる緑などを眺めながら
根津神社より
ぷらりと散策続行
戦災の影響をあまりうけず、
無機質で個性のない過剰な都市開発の
憂き目にまだあっていないこのあたりは
本当にちょっとがんばれば森鴎外や夏目漱石が
ひょっこーんと出てきてもおかしくないような
最高に渋い古い昔の東京の姿を残している。
最近の私とダンナは、新しいのは便利だし
嫌いではないがそれでも古いものに敬意を払い
残しながらなんとか人生を色々したいというような
話を頻繁にしているものだからそれらについて
話し合うのにもうってつけのお散歩コースなのである。
さて、食べ物屋さん調査好きのダンナ、
この日は
「おいしいモーニングをいただきましょう」
と連れてきてくれましたのは、、
谷中の古民家カフェ
カヤバ珈琲
前から行かなくっちゃとチェックしていた
下町風俗資料館
が窓から見える！
残念ながらこの日はお休みでした、、( ﾉД`)ｼｸｼｸ…
中高自称茶道部のわりに正座が2秒しか
できない伝説の私とながらく膝を負傷していた
ダンナですので二階のお座敷席は写真のみ、
お食事は一階のテーブル席でいただきました。
「朝食」に来たとおもったら
「ぼく、まずはあんみつ食べますね」
と主張するダンナ。
蜜をかけるときのうれしそうさっぷりといったら、、
私は「ルシアン」という
コーヒーとココア半々ブレンドの
ドリンクに惚れ。(*´Д｀)
（ダンナはこれは甘すぎて気に入らず
のちに正統派コーヒーを飲みなおしていた。）
そしてなによりおまちかね、おたのしみの
オリジナル玉子サンドセット！
玉子焼き的なものを挟むのは関西でしか
みたことなかったけど、付属のスープも
サラダもサンドイッチもすべて絶品で
大満足。感激したダンナは給仕のお姉さんに真剣な顔で
「人生で食べたなかでいちばんおいしい玉子サンドイッチです！」
くらいのことを述べる。お姉さんもタジタジであろう。
とても幸福でゆるやかな時を過ごし、
ダンナとまた来ようねとハイファイブ。
それにしてもダンナ以外にも欧米人の
お客さんがかなり目立ったのでなにげに
外国の人に人気のよう。
