フランス的お伊勢参り風、カトリック
聖地ルルド (Lourdes)詣での記事続き。
到着した時は、聖域周辺のお土産店ロードが
渋谷センター街もしくは京都清水寺へ続く
混雑道にかぶりすぎて一瞬ひいたものの、
客層をよくよく観察すると色んな国の方がいて、
やはりここは一応信心深いというか畏まった
空気感があふれていて&お年寄り率も高いだけに、
いわゆるフランス各地の浮かれたイケイケ
観光スポット(ex南仏海側など)と比べれば
どちらかというと厳か、平和的な雰囲気に
満ちていました。前回ご紹介した
ノートル・ダム・デュ・ロゼールのバシリカ
の下にはポー川がゆったりと流れ、、
人々が水を、一生懸命つめこんでいる、、
つめこんで、
つめ、
あ!
まさかあそこでルルドの伝説の水をゲットするってはなし?!
なんだか結構便利な仕組み、、
というわけで早速下に降りて行ってみたら、
なるほど、伝説の泉の湧き出た洞窟の上に
さっきまで我々がいたノートル・ダムが
建っているという仕組みなわけか、、
まるで映画「ロードオブザリング」のCG技術
で作ったかのような荘厳な眺めであることよ!
ルルド伝説の始まりは、フランスの聖女
ベルナデット・スビルーによって発見された、
聖母の出現するこの泉の水によって不治の病の
治癒例が多く見られたことから。それ以来とても
重要なカトリック巡礼地となったそう。
列に並ぶと至近距離で泉を拝見できます
洞窟内の岩は水気を帯び、ねっとりしっとりしていて、
年間何百万人もの人々が触っていくだろうから表面は
ツルツルしている。
コレガアノルルドダッタカ・・(*´Д`)
いやはや大変貴重なる体験であった。
こういう場所はいにしえから人々の
念や意識や願いがいやおうなく集まるから
いろんなエネルギーが集中するのはまちがいない。
さて、わたくしどもも、噂の
「ルルドの奇跡の水」
をいただいて参ろうではないか。
ちなみにこれらのボトルは、教会で買えるかな?
とおもっていたのですが、まんがいちのことを考えて
前もってお土産ロードのお店で購入しておいたのですが
これ大正解、聖域内にはショップがほぼないのでボトルは
前もって準備しておきましょう。機内持ち込み液体はこの
サイズまでは大丈夫かもだけど、わたしたちは没収が怖いので
帰りはお預け荷物にいたしました。他の人々を見渡すとガソリン
入れるサイズの巨大ボトルとかキャリーケース持参など
みんなここの水を持ち帰るやる気がハンパない様子であった。
さて、小腹も減ったことだしそろそろゴハン屋さんなど
探そうか、とお土産ロードへ再びもどるme&danna。
元来、教会&マリア様グッズが実はなにげにひそかに嫌い
じゃないのですが、こんなにも大量に目にするのは
ちょっと初めて、どの店も品揃え豊富、じっくり観察
するとバリバリ観光地のわりには案外値段が良心的
なのも好感がもてました。でもあまりにも物が
ありすぎると目移りしちゃって全然買い物できなくなる
症候群のわたくすぃ、、
迷いに迷って買ったのはなぜだか
キャンディとかチョコレートだけだった笑
これらの売られている店内でダンナと
私があーだらこーだら話していたら、
感じのよいお店のムッシューが
「ちみたち日本語話してるの??」と聞いてきて
がんばって覚えたという「いち、にい、さん」
などの数字や挨拶をご披露くださった。
「日本人観光客はたくさん来ます?」と聞いたら
「うーん、そこままででもないかな」とのことでした。
マイナーなくらいがちょうどいいかも!
Produits Monastiques (Le bastan)
ランチはダンナ調べにより、いかにもな
お土産ロード並びの店は避けようというわけで、
繁華街の喧騒がウソのように一気に静まり返った
町外れ、こりゃもう絶対にジモティーしかいないよな、
っていうようなローカルすぎるレストラン
Le Palacio
にて。
これがまた、plat du jourという「今日の定食」
みたいなメニューを選んだのですがぶったまげる
リーズナブル、しかもちゃんとおいしくて
(子牛肉のクリームきのこソースだったと記憶)
サービスもよくて、イモもパリじゃよくある冷食では
なくリアルホームメード、(ダンナこれにうるさい)
ピレネー、、やっぱフランスの良心かも。。
とふたりでガチブルに震えた。。
応援クリックしていただけるとありがたい!!↓↓↓