鹿児島の朝は、
しばしば霧がたちこめて幻想的。
時差ぼけだし、夜はもう陽が落ちると
同時に寝てしまうから、早起きして
ダンナとぼんやりお日様上がるの眺めたり
ピースフルスウィートロマンチックな日々(*´Д`)
ここでの定番朝ご飯は、
お米農家の方からいただく
とびきりツヤツヤおいしい炊き立ての
お米でつくるダンナオリジナル塩おにぎり。
我が家のリアル・ハクさま=ダンナー
(「千と千尋の神隠し」でへこむセンに
おむすびをくれる優しい龍神の化身)
は毎朝まじないをかけたおむすびを握る練習を
していたからいまでは私の何十倍も十分きれいに
三角のおむすびが握れるのです。
(私のはあいからわず「玉」)
陽が上がると自転車でおでかけ。
この日やってきたのは竹林の町として
有名な鹿児島県さつま町にある
かぐや姫の里竹林公園
ぷらりと散策しながら木々に目をやると
蜘蛛の巣が大量に目に入る。実は鹿児島に来て
以来行く先々たくさんの場所で、とりわけ、
家の前などに巨大な蜘蛛の巣をしょっちゅう
発見し、最初はかなりビビっていました。
しかし地元の方にお話を聞くとこのあたりでは
蜘蛛は家を火事や災難から守るからそのままに
しておくとのこと、それを聞いてなるほど納得、
確かにビジュアルはかなり怖いけど、じつは
害虫とかもっとNGな虫など取ってくれるので
蜘蛛ってかなりいいやつかも、、と考え改め
今は蜘蛛ものすごくリスペクトしています。
とはいえ基本は虫怖いからくれぐれも私に存在を
察知されないようにしながらそちらもご自由に
お過ごしあそばせね、と心で祈りつつだけど。
と、そんなことをふたりでつらつら語らい
ながら歩いていると、、、
竹細工工房的な場所を見つけた。
値段忘れちゃったけど数百円で何か
作れるみたい、、
で、これはおもしろそうだから早速
姪っ子たちにプレゼントする竹笛作ろう!
と盛り上がって作成開始。
竹取の翁夫婦が実在していたらこんな方達、、
と想像させるやさしいやさしいおじいさまと
おばあさまが丁寧に手取り足取り教えてくださいました。
ジャーン 完成!
姪っ子たち喜んでくれるかなー??!!
と、あげるとこ想像してテンションあげあげ
無人の公園で早朝から竹笛ピーピー鳴らしまくる
謎の外人とそのヨメ。
で、こんだけはりきって作ったわりに
こないだ姪っ子たちに会う時まんまと
持ってくるの忘れて・・・
贈呈は次回に持ち越し。。チーン(-_-メ)
下の写真は
方々から枝葉が突き刺さっているるみたいで
怖いしいまいちかわいくない。けど、OK
さて、この公園を通ってやって来た
真の狙いは、、
ここ数か月で猛烈日本史激ヲタクと
化しつつあるダンナとともに
このあたりの土地の歴史、郷土史を学ぶべく
宮之城歴史資料センター
を訪れるためでした。
鹿児島来てから毎日出会う人が
必ずメチャ親切という奇跡続きでしたが
この時もやはり大変親切で博識なスタッフの
方が貴重な資料満載の館内つきっきりで
丁寧に1時間くらいずっと解説しながら
案内してくださってすばらしく濃密な時間を
過ごすことができました。お名前うかがえば
よかったなあ。
ちなみに、初めて見た袖搦(そでがらみ)
という名の江戸時代の衝撃的ビジュアルな
武具がやたらと印象的だったのでその後
ダンナとことあるごとにそれについて語る。
歴史とか、武具やばい。
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