数年前から、やたらと海外の有名デザイナーや
アーティスト、セレブリティから注目され
愛される直島、名前を聞く度いったい
どんなところなのか気になっていました。
だから10月の日本滞在中に訪れることが
できてとってもラッキー!
ただ、私にとって唯一の問題は、
一緒に行く人を選ぶこと。
日本全国どこでも行きたい放題
欲張りフランス人男性うちのダンナー、
そんな彼にも弱点がある。
それはいわゆるコテコテの
「ザ・アート」。
たとえば絶景大自然、たとえば日本史やそれに
まつわる建造物には随分夢中であるが、いわゆる
「アート」にはほぼ関心を示さない。
どちらかとえいえばイミフすぎて嫌い、
つまんない、くらいのレベル。
それがゆえにアート島として名高い直島に
いつか行くならば、絶対ダンナとじゃだめ、
同じ気分の友人といかねばならんと以前から心に決めていた。
それで直島来てみて本当に大正解、
とりあえずアート感度高いまたは高くありたい
民度がすごくてとりあえずうちのダンナを
連れてくる場所ではないのがよくわかった。
なぜなら直島来たらアート鑑賞をしないことには
始まらないのだ。それもいわゆる現代アート。
代表的なのは島内に点在する地中美術館、
李禹煥美術館、家プロジェクト、ANDO MUSEUM、
ベネッセハウスミュージアム等。
正直言えば、ヨーロッパあたり中世から19世紀くらいまでの
芸術は個人的に嫌いじゃないのだが、現代アートに関しては私も
全く強くない、いや、むしろものすごく感銘うけるかといえば
大体うけない、「ソーリー、なんか、そんなにいいかな??」
くらいのそんなレベルである。だから1日のうち最高に
がんばって周れる美術館は2つまででした。
まず初めに向かったのはやたら贅沢すぎる空間使いが
印象的な安藤忠雄建築の近未来風設計の建物に
恒久されたクロード・モネ、ウォルター・デ・マリア、
ジェームズ・タレルの作品、しかない厳かな
地中美術館。
一度にたくさん人を入れ過ぎないように入場制限を
行っているため、チケット、事前に予約したほうが
いいみたいでした。私たちは持っていなかったので
40~50分くらい並んで待ったと記憶。
やっと入った美術館内は、なんとなく、全体に敷居が高い。
鑑賞している人々の、意識が高い、ふうにみえてくる。
白装束のスタッフ達の立ち居振る舞いも不思議オーラ感高い。
4点(4か所)拝見するだけにしては料金も2060円と高い。
(1800円出ると高いとおもうタイプ)
厳かな館内は撮影禁止でしたので撮れたのは
屋外スペースから見える海、、
海は、すごくいい。海見てると幸せ。
お天気が最強によかったのも、この旅の
勝因だったとおもう。下の写真は
李禹煥美術館ですが、ここはひとまずパス。
さらに徒歩にて山を下り、、
次に到着したのは
ベネッセハウスミュージアム
好みでいうと、地中美術館よりこちらのほうが
作品展示数も多いし、カジュアルにいきいきとした
アートを感じられ楽しかった。鑑賞料金1030円。
ミュージアムショップでは草間彌生関連グッズがたくさん。
友達はX-girl×草間弥生コラボバッグを買おうか悩んでいたな。
(最後やめてた)
いやーなんだかすごく、アート見た、、
結局のところこの2つの美術館に行っただけで
私と友人チャラエ(芸名)の集中力ボルテージは
完全燃焼、もう、、アート十分、、
あとゴハン食べたい、お茶したい、、
と、毎度おなじみのカフェ休憩欲がフツフツ
湧き上がり下山するはこびに。
ちなみに下山して港の近くに戻るには、やっぱり
またバスに乗らねばならない。が、バスはばんばん
来るわけでもない、なのでこういうとこでジ――っと
待つ。トトロの猫バスとかをひたっすらジ―――っと
待つメイとサツキ状態である。
こんなとき「ザ・世界何でもできるダンナー」がいたなら車でぶわーっと
どこにでも連れて行ってくれるのだが、足がないというのは不便なことだ。
でもまあここは日本だからなんやかんや待ってればバスは来る、
からまあいいとした。下山して城下町へ。
さて、じっくり時間をかけて美術館巡りをしていたら、、
すっかりランチタイムを外した、、らしく、離島なだけに
物資が不足しているのか?目をつけていたレストラン
数軒問い合わせてみるももうランチ出せません、、
というとこばかりで悲鳴( ゚Д゚)
まさかの、直島、ゴハンナッスィング、、??
とおののき震える私と友人チャラエ、、、
でも最後の最後空腹と疲労でフラッフラにに
なりながら辿りついた
古民家カフェ ガーデン
でおいしいシーフードカレーと
とんでもなく好みなアップルケーキに
ありつくことができ喜びでむせび泣く。
カレーッテコンナニモオイシイモノダッタノカ・・(´;ω;`)ウッ…
と、そんなこんなで最後はカフェで感想を
語らい無事に初直島訪問終了~
この後もバス亭で延々なかなか来ないバスを
待ち続ける(この手の時間のロスが多い)も
最終的になんとか港へと到着、
帰宅のフェリーに乗船できました。
つまるところ、直島の良さはシャッターアイラド
(知らない方はディカプリオの映画見てね)
のような島全体を大胆にアートスペースとして表現、
自然と建築とアートすべてを融合させているところが
世界的に評価されるゆえんなのかもしれない。
やあやあ見に来れてよかったよかったー
と、夜もホテル近くで餃子をつまみながら再び語らった。
イソガミ ギョウザバル トマコ 岡山一番街
そしてその晩は早々に、、爆睡(ノД`)・゜・。
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