今、鹿児島のさつま町にいるよ!
と父にメールしたら
「沈壽官窯は行かないの?」
と言うので朝からダンナによる
愛の塊塩おむすびをたくさんたいらげ~
鹿児島県日置市東市来町美山という町に到着!
この美山という町は400年以上前に
朝鮮半島から伝わる薩摩焼のメッカとして
有名で、その名も「薩摩焼の里」。
全体的に陶器の窯やギャラリー、工房などが結集
し、アートの風薫る町なのでぶらりと散策する
のにも大変うってつけの心なごむエリアです。
まずはお目当ての薩摩焼工房
沈壽官窯 (ちんじゅかんがま)
へ。この窯の始祖である初代・沈当吉は、
1598年島津義弘によって朝鮮国から連れて
こられ、この地で当時日本よりもずっと
栄えていた陶器の制作を強いられたという。
友好的に連れてこられたともガッツリ強制的とも
言われていますが、基本強制ではないかと?
でもそれからすごいのは、初代から、現在では
15代目までがずっと何百年にもわたり薩摩焼を
伝統的に作り続けている沈家、もはや押しも
押されぬ日本の大アーティストといえるでしょう。
工房をガラス越しに見学することができます。
ここでダンナ、すっごくたくさん蚊に刺されていたけど、
同時にとてつもなく薩摩焼に恋をしてしまったもよう。
そういえば鹿児島到着直後にも市内にある
薩摩焼を見てやたら目がキラキラワクワクでその
片鱗はあったのですが、、沈家の博物館にて薩摩焼の
果たした日本の文化的貢献や効果などに興味津々。
ついに器にめざめた男☆
博物館鑑賞のあと
「僕、薩摩焼買いたい!!」
とウキウキのダンナであったが、
「や、いいけど、まずはランチしたくない?」
というわけで芸術品よりゴハンをねだるヨメ。
お土産販売ショップのフレンドリーなお姉さんに
このあたりでおすすめのランチできるところは
ございますか?
と聞いたら快くご紹介くださったレストラン
アップルミント
に行ったら、とびきり優しいお母さん!
といった感じのマダムが、メニューはどうにも
ないっぽくて、席についたとたん
「今日こんなかんじなの」と言いながら
出してくれたお野菜たっぷり健康的家庭料理の
うまさと豪華ぷりがハンパなくてダンナと
ふたりで震えた。
メインはたしか、、ベロウマの大豆のハンバーグ風のもの、
料理もさることながら、アップルマダムの
淹れるコーヒーがこれまたかなりのゲキウマ、
コーヒーの淹れ方にも最近こだわりうるさいダンナ
(のわりにはうちでおとなしく日本のドリップコーヒー飲む)
マダムの使用するレトロ珈琲マシーンに着眼して見せていただく。
そうこうする間にマダムの集めているきれい器
コレクションなどもいろいろ見せて下さり、、
楽しくなってこれまたかなり長時間居座り
おしゃべりをしてしまったme&danna.
「鹿児島来てから毎日たくさんの人と出会っては
毎回たくさんおしゃべりしてもらえて鹿児島の方
みんな優しくてありがたい」というようなことを
述べたら「それはきっとあなたたちがいい方だからよ♡」
的なことを返してくださるスウィートなマダム。
ゴハンもおいしすぎたしまた会いにゆきたい。
その後はマダムおすすめ、ご近所の
荒木陶窯(あらきとうよう)
へ。
しばしうっとり眺め、友人と親族への
お土産などをゲット。この日以来薩摩焼を
筆頭に日本の焼き物文化への興味がさらに
開花しハッピーオーラ全開のダンナである。
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