フランス皇帝ナポレオン1世
の奥さんといえば、年上女房ジョゼフィーヌ。
ざっくりした彼女のイメージといったら、
すっごく美人てほどでもないけどかなり
恋多き女、そしてなかなかの浪費家、
宝石好きと、女の欲を地でゆく女。
(以前ジョゼフィーヌの宝石コレクション展
いったらとても素敵だった!ちなみにフランス大手
宝飾ブランド「ショーメ」の最初のミューズはジョゼフィーヌ)
残されている肖像画はうすーーくてゆるい
胸あらわなドレスをきてなにかとソファー的な
椅子でくつろぐものが多く、この人あんまり
コルセットとかそういう苦労はなさそうだなとおもう。
ジョゼフィーヌはフランス人であるがフランス領
西インド諸島マルティニーク島の生まれで
(フランスから相当遠い)貴族であるがわりと
落ちぶれ系、カリブ海の島育ちながらも
海越えた大都会パリの社交界をブイブイに
夢見てた風娘時代をすごされたであろう女性。
1779年にアレクサンドル・ド・ボアルネ子爵と
結婚して息子ウジェーヌと娘オルタンスをなすも離婚、
その後夫はフランス革命の波にのまれ1794年ギロチン刑
に処され、彼女も投獄されたが強運らしく釈放、その後は
社交会に返り咲き。フランス革命の時代ってどのくらい
レベルにどの程度の貴族たちが追い詰められたり処刑
されたのかちょっと漠然としてよくわからないのだが
とにかくジョゼフィーヌは絶対に運が強いのはまちがいない。
なぜってその後、最初ナメまくってたナポレオンと結婚
してみたら彼がみるみる皇帝になってしまい、自動的に
自らも皇后にまでなってしまったのだから。
それで私の中では昔からジョゼフィーヌって、
「あら?あたしってば、期せずしてなんかラッキー系??✌」
というイメージの人で
マリー・アントワネットやメアリー・スチュアートの
ような悲劇的な雰囲気は彼女にない。
彼女のガッカリといえば、皇后にはなったものの、
子供が出来ないことを理由にナポレオンから
離縁されたことだろうか。しかしながらパリ郊外の
マルメゾン城を与えられ離婚後もそのまま
資金援助などうけながら優雅に暮らすのである。
自分に箔つけたいナポレオンはがんばって
ハプスブルク家から姫様な後妻さんをむかえるも
なんやかんや昔からべったりのジョゼフィーヌとは
終生いいかんじの関係を続けここマルメゾン城にも
しばしば彼女を訪れたりなんかしている。
ほらやっぱりジョゼフィーヌの運はそうわるくない。
ジョゼフィーヌの娘オルタンスは義理乳、
や、義理父ナポレオンとなかよしだったそうで
そのような流れでオルタンス、ナポレオンの弟ルイと、
結婚してみた、ら
これはすごくうまくいかなかったようである。
しかしながら後の皇帝ナポレオン3世を生む。
しかしながら彼は愛人の子伝説もある。まあしょうがない。
強運フランス女ジョゼフィーヌの最期は
50歳のとき肺炎で急死。自然死なのでかような
激動の時代においては穏やかといえるだろう。
その後ナポレオンは百日天下とかセントヘレナ島へ
流されたりとかありつつ数年後亡くなるのだった。
とりあえず冬は寒くて写真も暗めゆえ次回は
あたりにまた再訪したし!
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