こんにちは2019年!アケマシテオメデテュー♡
さて、いまさらながら2018年において
最も死と隣り合わせだった人生ベスト3に入る
恐怖体験のことなど記しておきましょう。
メキシコシティの記録はデジカメのSDカード
損失によってほぼ失われたのですが、、
普段写真を撮らぬダンナが携帯にてがっつり
撮りまくってくれていた催しが一件ありました。
それは、、
世界遺産テオティワカン遺跡 熱気球観光
メキシコという国には紀元前文明のピラミッドなどが
たくさん残っていますので、メキシコ主要観光のひとつ
が結構な勢いでピラミッドだったりする。それで以前
カンクンやトゥルムの周辺でも大量にピラミッドを
見にいった記憶があります。
(あの時はすごく歩くと知らずスニーカー持っていなくてつらかった)
今回のメキシコシティは滞在時間に限りが
ありましたので、これはもう、空から
見てしまおうよ。というわけでわたくし
人生初の気球搭乗に連行されるの巻き。
気球かあ~なんか、宮崎駿ワールドの
登場人物にでもなったみたいで、いいかも♡
なんて最初はおもっていたんだなあ。
あの頃は平和だった。。
わおー町がカラフルでかわいいね!
なんて、このへんの高度まではメルヘン気分、
ダンナとウキウキしちゃってまだまだ相当ごきげん。
私はたまにすごくおばかさんだから、こんな
ノリでずっといけるんだとおもっていた。。。
そしてピラミッド、見えてきたあたりの頃は、
あれれ、結構上がるな、ちょっぴり怖いな、、
と思い始めた。でももうさくっとピラミッド
見たらゆらゆら浮いたまま散策して、帰れるよね??
あ、よかったよかった。ピラミッド見た。
さて、もうクライマックス終わった、、よね??
と、あたりを見回すと周りの気球たちがガンガン
ありえなくらい高度上げて上空、雲のかなたまで上昇している・・
うっそ、、、あんな高いとこ・・・勘弁してくれよ・・( ゚Д゚)
そう。忘れていたのだが、私は飛行機以外で行く高いところ
すべてにおける超高所恐怖症なのであった。
この乗り物、、、非常にやばいかも。
気づけば、全く無防備でいかなる緊急装備もしていない、
単なるカゴに乗って突っ立っている生身の人間、、
である私。
ちょっとよろけたら、即落下できるこのかんじ、
もしかして!!!
あぶなくない??あぶないでしかなくない?
そんなことを考えはじめていたら
気球運転士のお兄さんが頭上でガンガン
火をおこしはじめ、頭は焼けそうに熱いし、
もう、豆粒くらいにしか見えないレベルに
地上から離れていくし、これはもうヤバイとか
戦慄を通りこして、ひたすら死を覚悟するレベルとなった。
こんなおそろしい乗り物、ちょっとないな。
しかしダンナもほかのドイツ人観光客たちも
上昇するたび感激して、「おおーーきれい」とか
「ワンダフォー」くらいの勢い。
もう、みんな、興奮とかやめて・・
1ミリも、カゴ揺らすな・・・
足がすくんで立っていられず、ダンナにもたれかかって
ひたすら目を閉じ無言でこの悪夢を早く終わらせたいと
ひたすら願った。だって高所恐怖症の身で無装備ガチで
標高3200メートルのところに立たされているのだから。。
(参考までに、富士山が標高3776メートル)
もうとりあえずただただ怖かった、無事で帰れたのが
いまでもウソのよう。神様ありがとう、もう二度と
飛行機以外で高いところなんていきません、と固く誓う。
気球を降りたあとは運転士のお兄さんが
サボテンむいてくれたり(甘いがタネばかりでたべづらい)
スパークリングワインをくれたりしましたが
とりあえず放心状態。地上ってやっぱり最高、としか
おもわなかった。
しかしながらもしかして私とダンナのまわりの
フランス人だけ??かもしれないけれど
「メキシコシティ行ったなら熱気球は絶対マストだよね」
という雰囲気がすごいので体験はしといてよかった、
かな。気球はフランス語でMontgolfierと言って
滞在中、モンゴルフィエやったー??
としょっちゅう聞いたり、言ったり。で、
単語覚えた。もともと世界初有人気球を発明
したフランスのモンゴルフィエ兄弟から
来ているもよう。とりあえず人生で一回だけでよい!
それは断言できます。さて、空から見た世界遺産テオティワカン、
映画「フリーダ」にもがっつり登場していました。メキシコシティ
にてこの後暗殺されるレオン・トロツキーとフリーダががんばって
登っていたよ。
応援クリックしていただけるとありがたい!!↓↓↓