そろそろパリも結構あたたかい日が多いので、
ミンクファーの袖なしベストなどを着て出かける
ことが増えてきた。それでこないだ友達に会ったら
「ファーのベストって、
マタギ(北国猟師などが着ている)っぽいよね」
という話になってそういえばうちの母も
全く同じことをよく言うなと思い出す。
母はほかにも、私がモンクレールなどの
フードにがっつりファーつきダウンなどを着ると
「あなたタヌキ背負ってるみたいね♡」
と言い、
シンプルだが防寒バッチリのアウターを着ると
「工事現場のおじさんも着てそう♡」
と言い、
オリエンタルな羽織り物など着れば
「ハッピ着てお祭りにでもいくの?」
チュールのふんわりスカートにいたっては
「腰蓑(こしみの)」と呼ぶ。
もちろん私もいわれっぱなしではなく
「後妻っぽい」とか「オフの芸者の私服みたい」
と互いにド正直にジャッジしあってよく話すのだ。
さて、マタギの日は長年の友人せこたんぬ
とレバノン料理ランチでした。
味は品がよくておいしいけど、
いつもダンナといくところにくらべると
一皿のみだと量がすくないかも。
こちらはダンナメイン、子羊の包み系。
男子はお肉をよくたべる。
Lea
152 rue de Paris, 94220 Charenton-le-Pont France
その後はせこたんぬ邸へ立ち寄って
しっぽりほうじティータイム。
ずいぶん前に雛祭りは終わったはずだが、
フランスだけにまだいらしたお雛様を拝見。
ナマひな人形を見たのは実に相当久しぶりで賞!
ところで、お茶請けに成城石井で買ったという
丹波黒しぼり豆を出してもらったらそのうまさに
ダンナが目覚めすぎてフィーバー。実は何を隠そう
うちのダンナはフランス人のわりには豆とか
小豆が死ぬほど好きである。
甘納豆などは瞬時に一袋食べきってしまうレベルだ。
しかし甘納豆は手に砂糖がついてべたべたなる、
というのが長年ネックだったらしいのだが
(山やチャリンコに持っていきたいんだって)
カラっと乾いているしぼり豆ならどこにでも
つれていけるということでこれからコレに
はまることにするらしい。そして速攻日本の
母におねだりラインしていた。でも確かに
毎回茶菓子にチョコとか食べるよりヘルシーそう!
私も豆に目覚めようかな的傾向、、
そんなこんなでパリにいながらにして、
なにかっていうと日本的な日々を送る我々。
さて、別の日は15区の
ポルト・ド・ヴェルサイユ見本市会場へ
世界の観光展示会を見物してきました。各国様々な
ブースが出展しているけど、一番もりあがっていたのは
どこよりも日本かも??
踊り子たちが一生懸命ジャポン的ダンスしていて
これを家でダンナに真似してあげるのが流行り中。
会場でワーキング中の友人とランチだけしよう
ということですぐちかくのレストラン
750g la table
397 rue de Vaugirard, 75015 Paris France
私は微妙なラインでアジアンチックな味付けの
子牛煮込みをいただきました。
お料理はすごくおいしいということはなく
シーズン的とか曜日的に混むのもあってか
全体的に味もサービスも大雑把なかんじだったような。
そんなことよりこの日友達がくれたお土産
宮古島モンテドールのバナナケーキや
沖縄ならではのティーがうますぎて感激。
もちろんそろそろ沖縄にも行きたい!しかし
実際はまだ未知で行ってみたい都道府県が
ちょっとあまりにも多すぎてダンナと
まとまったお休みとかバカンスとれるたび
どこをどうやって集中的に周るかっていうので
夜な夜な話し合って相談会している
今日この頃フォーエヴァー
