昨今では女優やハリウッド出身の
女性が皇室に入ることも珍しくはないので
「きらぴか美しい皇族」がそこまで珍しくは
なくなってきていますが、
大昔から私の中でぶっちぎり・元祖美女で
有名プリンセスの誉れ高き代表格といえば
オーストリアの皇妃エリザベート、
(「エリーザベト」という表記もありますが
長年エリザベートで親しんでいるゆえ
前者をつかいます)愛称はシシー(1837- 1898)
美人で自由人で、皇帝に見そめられ
(最初皇帝の妃候補は彼女の姉であった)
嫁いでみたけど、元来自由気質ゆえガチガチのウィーンの
宮廷暮らしはやっぱり性に合わなくて、皇帝のことは好き
なんだけれどできるだけ宮廷から遠ざかっていたくて
なんやかんや理由をつけてやたらと旅ばかりしていて、
最期は旅先のスイスでアナーキストに胸を
刺されて死んでしまった。残されている肖像画や
逸話、その生活スタイルからしてもふわふわして
いていまいち現実感というかとらえどころがない、
そんなところが逆にドラマチックな想像力を
かきたて後世の人々から見ると魅力的なのかも。
さて、そんなシシーはいまでもモーツァルトと
並んでオーストリアのアイドル的存在では
なかろうか。それで先月、友達がウィーンを
旅するというので彼らの旅の最中私もしばしば
シシーのことなどに想いを馳せたものであった。
しかもその後素敵なるお土産までもらてしもうて
シシーテンション超絶MAXアゲアゲなう!
写真・左は
「私、お食事はスミレの花びらしか食べないの」
と、つい妖精みたいなことを言ってみたくなる
勢いの繊細なスミレの花びらの砂糖菓子。
とってもおいしい!!!大好き。
これにあうヒーコーもついとったー
右はまさかの、シシーリップクリーム。
ほのかな甘き香りとシシーなパッケージが
たまらない。とりあえず毎回塗るとき間違いなく
シシーを見ながら塗るっていう美の願掛け作用付き。
ところでいままでの人生、リップクリームは左右に
伸ばして塗っていたのですが実は唇の縦しわに沿って
塗るのがよい、というのをどこかで読んで以来
縦塗りに専念しています。レッツトライ!
ついでに、オーストリアといえばクリムトも
有名です。少し前に見た「黄金のアデーレ」
というヘレン・ミレン主演、戦時中オーストリアで
ナチスに略奪されたクリムト絵画を取り返したい
老女のお話が地味ながらもじんわりよかった!
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