東京人で、倫敦留学のイメージの強い
夏目漱石ですが、
あるらしい。ダンナとふたりで、漱石ゆかりの
「草枕の道」を散策。
石碑に刻まれし「家を出て 師走の雨に 合羽哉」
という句を一緒に何回も唱えながら歩いたのだが、
あとあとダンナが
「えー!あれって川の妖怪のことじゃないの??」
と言い出し、「合羽」の部分を「河童」だと
おもっていたらしいことが発覚。キュートダンナ☆
さて、そんなダンナ最近の口癖は
「僕ね、誰にも外人だって気づかれない
くらい日本人みたいなオーラ出したいんです」
であるが、、そうはいってもがっつり
ヨーロピアン顔のダンナはどんなにがんばっても
やっぱりみんなから一目で外人だと気づかれて
しまうのである。そして、東京あたりだともはや
そんなことはないのだが、田舎にいると、どこから
ともなくとてもしょっちゅう声をかけられまくる。
小腹がへったのでなんとなく入ったわりには
予想外に超絶うまくてうなりまくったラーメン屋、
味千ラーメン佐野店
まず左の席の老年ご夫婦から、その次は
右隣の小学生男子(2年生くらい?)たちから
話しかけられる。気分はすっかり日本人なわりに
顔は依然外人風なだけに私と当たり前のように
べらべらと日本語を話していると否が応でも目立つのだ。
好奇心溢れる小学男子たちはなかなかに愉快で、
知らない人と話しちゃいけない、とかそういう概念は
そっこー超越してハローと言って来たり、おすすめの
アイスキャンディーをおしえてくれたり、
(ラーメン屋だが彼らは昭和的駄菓子を買いにきている)
お稽古帰りなのか、好きなサッカーチームの話を
してくれたり、知ってる外国の名前をすべて
羅列してくれたり、(サッカー好きなだけに意外と詳しい)
質問もがんがん飛び交い、
「いつ日本に来たんですか?」ときくから
(わりとちゃんと敬語)
「三日前に着いたよ」とダンナが答えると
「えーー!!三日でそんな日本語しゃべれる
ようになるの?すげーーー!!(ちがうったら笑)
おれ、英語絶対話せるようにならないよー」
(日本の子供は外人=英語とおもう)
など想定外の反応をみせつけてくれたりして
花咲くトークタイム(・´з`・)
ひとしきりおしゃべりしたあと、最後に、テーブルの
隅に置いてあった、私がこのラーメン屋に来る直前に
どうしてもコアラかハリネズミのが欲しすぎて二回も
トライしたがレッサーパンダと黒い柴犬しか当たらなかった
ガチャガチャ人形をひとりの少年がじっと見つめながら
「ガチャガチャやったんですか」というので、
「そだよーん。欲しい?」と聞いたらほしいと即答するため
希望の柴犬をあげたら「やったー!大事にします!」
と言ったときの喜ぶ笑顔がとってもかわいらしくておばさんズィーン。
おもうに、人から物もらって「大事にします!」って
言葉がすぐでてくる子、意外とみたことなかった。
以来、レッサーパンダみるたびに少年のことを
思い出すのだった。あの子元気で健やかに育ちますように。
そして味千のパイクー麺がうますぎて
素晴らしかった。軟骨付き豚バラ肉美味。
感動して店のおばちゃまにもおいしすぎた旨伝えたりして
熊本やるわーー!とふたりでうなっていたんだがよくよく
調べたら若干チェーン!まって、そういえば、、記憶をたどると
上海でも見たことあるかも説、、ってなって結構メジャーな店だったという。
でも発祥地は熊本らしいから、また来て見かけたら確実食べる!
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