いつのころからかご当地ゆるキャラの
大好きな日本国、行く先々で
ダサかったり、おもろかわいかったり、
むりぐり感すごいけど憎めないキャラクター
たちをみかけるのが旅の楽しみのひとつです。
熊本は、着いたとたん
くまモンゴリ押しのすごいところで、
とにかく常にくまモンを目にする日々。
ある日やってきた、通称「小京都」と
よばれる山鹿(やまが)という町でも車降りた途端
くまモンポスター発見、しかも、頭になにか
乗ってる、、
これは和紙と糊だけでつくられた「山鹿灯籠」
というこの地を代表する民芸品だそうで、
お祭りのときは選ばれしきれいな若い女子たち
がこれをつけて踊るのだそう。(和紙ゆえわりと軽い)
山鹿灯籠民芸館で
実際にかぶったり、つくっているところを見学できます。
こちらも和紙でつくられた、
民芸館のすぐ近くにある、
八千代座という芝居小屋の模型
八千代座は
明治43年に山鹿の旦那衆がお金を
だしあって建てたという重要文化財指定を
受けているノスタルジック&現役の芝居小屋。
今回はどうしてもここがみてみたかったので山鹿に
やってきたのですが、来て、見て大正解!
パリのオペラ座に初めて入ったときのような
ダイナミックなウキウキ感があじわえました。
クラシカルできらびやかな天井、
数々の舞台装置や「奈落」といわれる花道の床下などを
間近で見学することができるすごく貴重で素敵な時間と
空間。私は中高生の時の文化教育の一環にて能や浄瑠璃、
歌舞伎などを学校行事でわりと強制的に鑑賞させられてきたが
ため大人になってからわざわざそういったものを進んで見に
行くことがないのであるけど、日本の伝統行事を支える人々の
愛や情熱みたいなものを目の当たりにするとやっぱり改めて
感動するのだった。過去には坂東玉三郎公演あり、市川海老蔵も
近々来るとのことでした。映画のロケにも使われ「るろうに剣心」
などにも出てるそう。あと、何よりダンナと感心したのは案内
してくださったガイドさんがとても温和な雰囲気で語り上手で
実に気立てのよさそうなかわいらしいお嬢さんであったこと。
ダンナにおもわず、
「本来結婚というものはああいった女の子とすべきなのよね」
と言ってしまうレベル、ダンナも
「僕もそれについて考えてしまいましたよ」と答えるレベル。
今回の日本滞在中、各地でしばしば
「結婚するならこういう娘さんがいいんじゃないか」という感じの
女子をよくみかけその都度ダンナと妄想トークを繰り広げました。
まあ私もダンナもすでにいろんなことが手遅れですが・・・
to be continued…
