ある朝、なんとなくお散歩しようかなと
思って訪れた冠岳展望公園のあたり、
想像を絶するレベルに無人、意外なほどに
見どころ満載で歴史も延々続く山道も
いろんな意味でディープなスポットでした。
鹿児島県の いちき串木野市と薩摩川内市の境に
聳える山、冠岳(かんむりだけ)には
今から2200年前(縄文時代から弥生時代に
移り変わろうという時代だってよ !)
私の中で欲張り大王イメージのある秦の始皇帝
から、不老不死の薬を探してくるようにとの
命を受けた徐福という方士がここを訪れ
景色のあまりのすばらしさに感激して自らの
冠を解いて頂上に捧げたという伝説あり。
それでその名も冠岳☆
こちら白い像の方が徐福。↓
何も考えずダンナと歩きつづけていたら
一体いつになったらおわるんだ??というくらい山道
歩かされたのも今ではいい思い出か?さらに山のうえーー
の方にいくと護国寺というお寺があったり、下の方には
小さな神社が点在、徐福の故郷中国との友好の
願いをこめてつくられた庭園、冠嶽園(かんがくえん)
などもあり。
オールドチャイナなオリエンタル気分の好きな
私としてはそのあたり結構きらいじゃない。
とはいえとにかく広大で全部あるこうとおもったら
1日では足りないようなすごいスポット。
ダンナは山ガンガン走っちゃうタイプだから
今度また鹿児島滞在する時に朝ランニングしに
来ようかなと言っていた。
激しい運動大嫌いの私には、山をランニング
とか、本当にありえない。(*_*)
その後の腹ペコふらふらで訪れたランチは
入来町というところにある
もしかするとこれ、私の人生史上最強に
おいしい唐揚げ食べたかも?という
レベルに美味なる唐揚げ定食をいただいた。
おかずの品数とかも多くて、全部ちゃんと
丁寧で、おいしくて、ちょっと近頃フランスの
外食ってばかばかしくなるよねといったことが
よくおこる。日本の田舎まじでクオリティ高いというか、
大都市が失いつつある良心とか慈しみがすごいのかも。ズィーン