青森県の霊山、恐山。
実際に行ってみるまですっごく
ドギマギしていた理由は、
きっと子供の時から「心霊・怪奇スポット特集」
などの本やテレビ特集番組でしょっちゅう見聞き
していたせいで、率直に震え上がるようなおそろしき
場所を想像していから。

事実、友人や知り合いに話しても、
「えー!あの心霊スポット!?」といったような
反応が多い。しかしながら、現地の人と話して知ったのは
元々はアイヌ語から来ている「ウショリ(窪み)」とか
「ウソリヤマ」から下北訛りで「恐山」という名前に
変化していたっというだけに、おっそろしすぎる山だから
恐山、というわけでもないみたい。それでもたしかに
独特ミステリアスなスピリチュアル空気感は立ち込めている。


それというのも私とダンナは日本だとものすごく時差ぼけ
早起き活動家だからとんでもなく早起きして来るのであまり
人がいないというかほぼ無人の時間帯に散策するから
というのもあろうけれど。
それからこのエリア、想像以上に感動的な自然風景を眺めることが
できるのでたとえばおそろしく長時間飛行機乗って南米の僻地
あたりに絶景探しにいかずとも日本で十分これだけ素晴らしい
景色見られるんだなとおもった。一通り世界を見てきた私と
ダンナは最近日本国内でむしろかなりレベル高いなと
各地で実感すること多々ありしばしば感激しあうのだ。















ところで恐山といえばシャーマニズム的な口寄せを
おこなう巫女的存在イタコが有名であるが、
あんまりに訪れる時間が早すぎるからか?
(期間限定なのかも??)とりあえずイタコの
方にはお会いできなかった。しかし!不思議なこと一点。
帰り際に入口にあるお土産売店に立ち寄ってダンナと
あーでもねこーでもねと話しながら買い物をしていたら
店のおばちゃんがお会計の時に
「いい奥さんと出会えてよかったね♡」
と、ダンナににっこり一言。
ダンナも「はい、ほんとうによかったです」
とにっこり返す。。
あれ??!
まって、
たしかに、
私は相当なレベルでいい奥さんではあるんだけど、、
なんでそんなことを売店のおばちゃんが
瞬時に見抜けるわけだ??もしや、
彼女、イタコ??
霊能力であたしのにじみでて隠しきれない
いい妻っぷりを瞬間透視したとか、、?
と、店を出た後ざわめいたme&danna。
なんかもう何してても毎日事件で楽しい日本!









ところでこのあたり道中天然記念物の北限のサル
をたくさん見ることができて結構ウキウキ。
突然野生動物に出会える驚きとうれしさといったら
もうなくって。
こうなってくるとべつにアフリカまで行って
サファリしないでもいいような気がしてしまう。
その後はむつ市内ちょっとドライブ。現地の特産品
に弱いので研究を兼ね道の駅や特産ブティックには
できるかぎり立ちよるようにしています。




今回の旅では、フランスだと結構お高いという印象の
ホタテを浴びるレベルにたくさん食べられて喜びひとしお。
ところで、名産センターでダンナとうろうろ
していたら、ダンナのビジュアルどうしようもなく
目立つからか?社長さんが話しかけてくださって、
(「かやき」ともいう)
ごちそうしてくださいました。
ホタテ貝の上に卵、味噌、ホタテ、お豆腐、
ネギやイカの塩辛など乗せて焼いていただく
とってもおいしい郷土料理。青森来たらぜひ食べるべし☆


