「僕の自転車は、宝石みたいなものなのです」
といっては自分の自転車をそれはそれは
まるでつきあいたての恋人のように
大切にしているダンナ。


ブランドによるけど現にこのような
ロードバイクは何十万もするみたいで、
私なんかは自転車=ママチャリだろという
観念なのでダンナのその感覚はわからない。
「でもあたしなら自分の大事な宝石を
ドブや砂利道にぶっこまないなー」
と言ったら一瞬黙るダンナ。
まあなにも気にしちゃいないけど。

そして現在フランス全土で盛り上がっている
(ようにおもう)ツール・ド・フランス2019の
昨日の舞台だった、ピレネー山脈ツールマレー峠、
ダンナも一足早めこないだのピレネーバカンスの
時に参加したレースにて無事に完走しておりました。

ツールドフランスのプロたちはダンナが
ひーひーなりながら2時間半かけた山道を
みんな30分くらいで登りきるのだそう。
でも素人で最近ロードバイカー化したわりに
(もともとは去年の膝の怪我のリハビリがきっかけ)
上達はなかなかのものでおっとりして見える
けど結構な野心家。さて、レースのあとは
野心家ダンナーと滞在先のピレネー山麓
バニェール=ド=ビゴールの町をお散歩。
古代ローマから温泉地として栄えた
この町は山アクセスがよいし雰囲気も
おちついていてかわいらしいので以前から
気に入っています。ちょっと私たちの
フランスの鹿児島っていうかな、
のんびり住んでる風に過ごしにきたい場所。
















森をお散歩していたらシロクマ、、
じゃない!
モコフワ巨大な白犬発見!
パトゥと呼ばれる家畜を保護するピレネー犬。
ピレネーでよく噂は聞いていたけど間近で見るのは
初めてだったのでわくわく。





とってもでっかくて、マイペースで、
寿命はそこまで長くないのだとか。
ピレネーでは牧場や山岳地帯で本気で家畜保護に
努めるパトゥたちが狂暴化して人を襲うという
トラブルもあったりするそうですが、
この二頭はおとなしく優しい。
飼い主のおじさんはおしゃべり好きな
ポルトガル人。
どこから来たの?と言うので
パリだと答えると自分も昔はパリで働いたり
してたけど、今ピレネー住んでてよっぽど幸せ、
パトゥ飼ってのんびり暮らしてまじサイコー
って話をしていた。たぶんこの森林公園に
来たらおじさんにいつでも会えそうな予感。







